財田町の歴史文化財
伊舎那院
聖徳太子が開いたと伝えられるこの寺には、数々の文化財が残されています。まず、山門にある仁王さんと呼ばれる金剛力士像は、鎌倉時代に作られたものと言われ、金光院(金毘羅宮)より贈られたものです。本尊の脇に祀られている毘沙門天(七福神の財宝の神様)も鎌倉時代の作で、中世に解体修理をしたらしく、目の部分の水晶の玉は後から入れられています。同じく本尊の脇の不動明王は、木を彫って目を表わす彫眼の彩色像で、南北朝時代の作と言われています。また、お釈迦様がお亡くなりになった時の様子を描いた仏涅槃図は、図柄から鎌倉時代末期のものと考えられ、裏に文久2年(1862年)7月に補修したと記録されています。この寺の境内には、石造宝塔があります。この宝塔には、銘文がなく出土した骨を納める竹の筒にあった年号から、14世紀前半の鎌倉時代後期に作られたものと考えられています。塔身や塔の首の部分に装飾があるのは、県内でも他に無く貴重なもので、町の文化財に指定されています。
- 不動明王(ふどうみょうおう)
- 金剛力士像(こんごうりきしぞう)
- 石造宝塔(せきぞうほうとう)
- 釈迦涅槃図(しゃかねはんず)
- 常学院(じょうがくいん)
- 雨宮神社(あめのみやじんじゃ)
- 鉾八幡宮(ほこはちまんぐう)
- 鉾八幡宮境内の「たからだの碑」
- 一石一字塔(いっせきいちじとう)
- 吉田古墳群(よしだこふんぐん)
- 本篠城址(もとしのじょうし)
- 入樋・高津神社
- 塔金剛神社
- 橘城址
- 湯の神
- 世の中桜
- 戸川ダム公園
- 財田中小学校
- 大膳神社
- 砥石観堂
- 大久保 甚之丞顕彰碑
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更新日:2020年03月02日