みとよSTEP♪(運動編)

更新日:2025年10月22日

Sports(少しでも体を動かす)

みとよステップ(スポーツ)

「みとよSTEPプロジェクト」の「S」は、Sports(スポーツ)。

Sports(少しでも体を動かすこと)で、生活習慣病を予防し、体の機能低下や認知症も防ぐことができます。

Sports(スポーツ)と聞くと、本格的な運動をイメージする人もいるかもしれません。しかし、健康のためには、本格的なスポーツが必須というわけではありません!

階段利用や徒歩通勤、ストレッチや掃除など、少し意識して体を動かすことで、効果が期待できます。

まずは、‟1分でも、1秒でも動いてみる!立ってみる!”ことから始めましょう!

三豊市の現状

2025三豊市健康増進計画(改訂版)運動

引用:第2次三豊市健康増進計画 三豊市食育推進計画 改訂版

三豊市の運動習慣がある人の割合は、男性が24.3%、女性が21.5%となっており、目標の30%を下回っています。

身体活動・運動が不足している状態では、生活習慣病の発症や病状が進行する危険性があります。さらに、筋力の低下や筋肉量、骨密度の減少、関節の可動性が減ることにより、ロコモティブシンドローム※1やフレイル※2、骨折が生じる原因となることがあります。

 

【用語の説明】

※1:ロコモティブシンドローム

骨や関節の病気、筋力の低下、バランス能力の低下によって、転倒・骨折しやくなることで、自立した生活ができなくなり、介護が必要となる危険性が高い状態

※2:フレイル

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態

運動

運動には、脂肪を燃焼させて内臓脂肪を減らすだけではなく、筋力をつけたり、代謝をあげたり、太りにくい体を作ったりする効果があります。また、普段から運動をすることによって、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモティブシンドローム、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。

心身ともに健康で豊かな生活を送ることができ、生活の質の向上にもつながります。

運動の効果

運動の効果

その他にも、認知症の予防など、運動をすることは体によって、様々なメリットがあります。

国で推奨されている運動量

運動量
対象者 身体活動 運動
高齢者

1日40分以上

(1日約6,000歩以上)

有酸素運動・筋力トレーニング・バランス運動・柔軟運動など多要素な運動を週3日以上

筋力トレーニングを週2~3日

成人

1日60分以上

(1日約8,000歩以上)

息が弾み汗をかく程度以上の運動を週60分以上

筋力トレーニングを週2~3日

※負荷をかけて筋力を向上させるための運動。筋トレマシンやダンベルなどを使用するウエイトトレーニングだけでなく、自重で行う腕立て伏せやスクワットなどの運動も含む

+10(プラステン)とは

2025プラス10(厚生労働省)

厚生労働省では、健康づくりのために「+10(プラステン)」を合言葉に、今より10分多く、身体を動かすことを推進しています。

 

「+10」によって死亡のリスクを2.8%、生活習慣病発症を3.6%、がん発症を3.2%、ロコモ・認知症の発症を8.8%」低下させることが可能なことが示唆されています。

日々の生活のなかで「+10分」体を動かしてみましょう。

市で行っている運動事業

運動のきっかけづくりになるように、以下の運動事業を実施しています。

健幸づくり運動講座

2025健幸づくり運動講座写真

運動を楽しみながら、より健康な体づくりを目指し、運動習慣を身につけることを目指す教室です。これから運動を始めたい人、もっと運動したい人、どなたでも参加できます。

←左の写真は、ウォーキングサッカーをしています。

詳細な情報は、下のリンクよりご確認ください。

【参加者の声】

  • 習慣になり継続したいです。運動することが楽しいです!
  • 運動するとストレス発散になります!
  • 筋力がついて太りにくくなりました。
  • 体が楽になりました!

脂肪とれとれ教室

2025脂肪とれとれ教室(写真)

12月~2月の間、毎週1回、計12回コースで運動をすることによって、運動習慣を身につけることを目指す教室です。教室の中で、ダイナミックストレッチング、筋力トレーニング、正しい歩行の仕方などを学ぶことができます。

詳細な情報は、チラシをご確認ください。

おうちでフィットネスinみとよ

おうちでフィットネスinみとよ 1.姿勢ストレッチ編
おうちでフィットネスinみとよ 6.有酸素運動(足踏み運動)
おうちでフィットネスinみとよ2 部位トレ 腕編

「いつでも」「どこでも」気軽に運動を行えるように、運動動画「おうちでフィットネスinみとよ」を公開しています。運動の必要性や注意点を学びながら、ぜひ一緒に運動を始めてみませんか?

詳細な情報は、下のリンクよりご確認ください。

運動を行ってみましょう

【運動をする前の注意】

  • 運動前には体調の確認をしましょう。
  • 運動中に「きつい」と感じる場合は、運動強度が強すぎるかもしれません。無理は禁物です。
  • 運動中に「異常かな?」と感じることがあったら、その場合、すぐに運動を中断し、周囲に助けを求めましょう。

ウォーキング

ウォーキングは有酸素運動の代表的な運動として挙げられ、日常生活の散歩等とは異なり、「健康のため」という目的をもって歩くことです。ウォーキングは必要な道具や環境を必要とせず、「いつでも」「どこでも」「誰でも」行うことができる最も手軽な運動です。

腰や膝の痛みを予防するために、正しい姿勢を意識しながら歩くことが大切です。

また、正しい姿勢で歩くと、筋肉が効率的に使われ、筋肉の負荷が高まることで、カロリー消費量が増加します。

ぜひ、下図に記載されている「正しい歩行の姿勢」を意識しながら歩いてみましょう。

正しい歩行の姿勢

正しい歩行の姿勢

筋力トレーニング(筋トレ)

筋力トレーニング(筋トレ)は無酸素運動に分類され、負荷をかけて筋力を向上させるための運動であり、自分の体重を負荷として利用する自重トレーニングやおもりを負荷として利用するウエイトトレーニングがあります。

筋肉は年齢に関係なく鍛えることができます。

特に、高齢者は筋力が低下しやすいため、筋力の維持・向上に努めましょう。

筋トレに取り組む際のポイント
1

筋トレの前後にストレッチを行う

筋肉の柔軟性を高めることで、怪我の予防につながります。

2

正しいフォームで行う

筋トレは少しずつ負荷を高めていきましょう。

3

全身まんべんなく行う

筋トレは、特定の部位を重点的に鍛えるのではなく、胸、背中、腕、腹、足などの大きな筋群に負荷がかかるように、全身まんべんなく行いましょう。

4

休息をとる

しっかりと筋肉を休ませる休息日を作ることも大切です。

 

簡単にできるちょこっと筋トレ

ちょこっと筋トレ

▼その他の筋トレを知りたい方はぜひこちらをご確認ください。

日常生活の中でできる運動 ( 生活活動 )

普段の生活の中で歩いたり、入浴したり、家事をしたり、通勤・通学中など、実は日常生活の中でも、みなさんはしっかりと体を動かしています。

運動する時間がない人やどんな運動に取り組めばいいか分からない人は、まず、日常生活の中で、意識して少しでも体を動かしてみませんか?

日常でできる運動一覧
場面 内容
働いているとき
  • 歩くときは歩幅を広く、早く歩く
  • 電車では座らない
  • 座りっぱなしの人は30分に1回立ち上がる
  • コピー機の前でかかとあげ運動
  • 休憩時にストレッチ

日常生活

(屋内)

  • 家事を普段よりしっかり行う
  • テレビを見ながら足上げ運動
  • 歯磨きをしながらかかとあげ運動

日常生活

(屋外)

  • エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使う
  • 信号待ちの間につま先立ち
  • 植物への水やり
  • 農作物の見回り

 

家事による消費カロリーと歩数換算(目安)
家事の内容 消費カロリー 歩数換算
アイロンがけ 19kcal 600歩
洗濯物を干す 21kcal 667歩
立って食事の支度をする 21kcal 667歩
植物への水やり 26kcal 833歩
掃除機をかける 35kcal 1,100歩
風呂掃除 37kcal 1,167歩

※体重60kgの人が、10分間家事を行った場合

メッセージ

「運動」と聞くと、ハードなイメージがあるかもしれませんが、健康の維持・増進のための運動はハードなものはしなくても大丈夫です。

日常生活の中で、自分のペースでできそうと思えることから、「ちょこっと」からでも体を動かし始めてみませんか?

普段から体を動かすことで、心身ともに健康で豊かな生活を送りましょう。

参考

お問い合わせ

健康福祉部 健康課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3014
ファックス:0875-73-3020

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