三豊市が使用する基幹業務システムが標準化・共通化されます

更新日:2025年11月14日

自治体情報システムの標準化・共通化への対応について

令和8年1月5日より三豊市が使用する基幹業務システムは、自治体情報システムの標準化・共通化に順次対応していきます。

これにより、市が発行する通知や文字等については、国が標準仕様書で定める標準レイアウトに変更となるものがあります。

 

自治体標準システムの標準化・共通化とは

これまで自治体では、住民サービスを提供するために、それぞれが独自に情報システムを構築して運用してきました。しかし、同じような業務でも自治体ごとに仕組みが違うため、修正や更新に多くの手間や費用がかかり、効率が悪くなっていました。こうした課題を解決するため、国と自治体が協力してシステムの「標準準拠システム」の導入を進めています。この取り組みにより、システムの維持管理の負担を減らし、職員が住民サービスの向上や課題解決により多くの時間を使えるようになります。また、オンライン申請などの行政手続を全国で広く利用できるようにすることも目的としています。

 

地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化(デジタル庁ホームページ)

帳票のレイアウトの一部が変更されます

標準準拠システムへ移行することにより、これまで自治体ごとに独自に定めていた通知や様式等の帳票レイアウトが、標準仕様で規定されるレイアウトに統一されます。レイアウトの変更については、三豊市各課にお問い合わせをお願いします。

 

三豊市役所各課の業務・連絡先(三豊市ホームページ)

市が発行する文書の一部の文字が標準化されます

行政標準文字とは

現在、全国の自治体の主な業務で取扱うシステムの標準化・共通化を進めており 、令和8年1月から三豊市で利用する主な業務システムで使用する文字が「行政事務標準文字」に変更されます。

これにより、市民の皆様へお送りするお知らせなどに書かれている氏名や住所の文字の形が、一部これまでのものと変わることがあります。

 

これまでは自治体ごとにコンピューターで管理する文字が異なるため、効率的な行政サービスの実施や大規模な災害発生時の迅速な対応などの妨げになってきましたが、統一規格である「行政事務標準文字」を導入し、すべての自治体が同じ文字を使えるになることから、効率的に事務処理が実施できるようになります。

 

主な変更内容

部首の大きさ、曲げはねの違い、一部の長さの違いなど、デザインの差(「字形」の違い)の範囲内で変わる場合があります。漢字の骨組み(「字体」 の違い)は変わりません。

標準システムで変更となる文字の例です

 

三豊市では令和8年1月以降、順次導入される予定となっています。

行政事務標準文字は、自治体が発行する証明書や印刷物、コンピューター処理などで使われるものであって、住民の方から提出いただく書類等も同じ文字を使用しなければならないというものではありません。なお、戸籍では従来の文字を保持し続けます。

※ 標準化対象事務20業務のうち、戸籍と戸籍の附票(戸籍情報システムと戸籍附票システム)は、従来の文字セットを、行政事務標準文字と対応させて保持することで、従来の文字セット、文字コードおよび文字フォントを使用することを可能とする経過措置があります。

地方公共団体情報システムにおける文字の標準化(デジタル庁ホームページ)

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