高瀬町公民館 「高瀬大学9月期 秋の遠足(高知県)」
令和6年9月13日金曜日、「高瀬大学 秋の遠足」で、39名が高知県を訪れました。
太平洋やローカル鉄道を眺めながらバスに揺られること3時間半、四万十川に到着。屋形船に乗り換え、船頭さんのガイドに耳を傾けながら、美しく雄大な自然、静かな流れの中をゆったりと遊覧します。沈下橋は手すりをなくすことで、増水しても土砂や流木が引っかかりにくく、崩落や氾濫を防ぐ構造になっていること、水位の高い日には、沈下橋の下を船が通過できなくなるため、晴れていて流れが穏やかでも、遊覧できない日があるという話を伺い、川ととともに生きてきた人々の暮らしや知恵を学ぶことができました。
▲船乗り場のそばに刻まれた洪水の痕跡
午後には「久礼大正町市場」を訪れ、大正天皇ゆかりの市場や街並みを散策し、昔ながらの商店の様子、昭和時代の懐かしい看板など、映画のロケ地に来たような感覚を味わいました。
その後、市場からスロープでつながる「津波避難タワー」へと足を延ばし、津波の高さと猛威を身近に感じました。高知県内の他の場所でも目にした津波避難タワーは、災害時の食料や物資の備蓄倉庫も兼ねた造りとなっており、津波災害の危険度の高い高知に欠かすことのできない施設となっています。
災害への備えや街づくりに関して、各参加者が自覚することができ、今回の遠足で大きな収穫を得ることができました。
▲市場と繋がる津波避難タワー
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更新日:2024年10月09日