令和6年度第1回みとよkidsスタジオ
令和6年度「みとよkidsスタジオ」がいよいよ始まりました!
第1回『みとよkidsスタジオ』が5月25日(土曜日)三豊市総合体育館アリーナで開催されました。
本講座も13年目を迎え、今年度も市内の4・5歳児とその保護者45組の申し込みがありました。無事に初日を迎えることができ、親御さんだけでなく、ご兄弟も参加者に加わり、賑やかな一日になりました。
『みとよkidsスタジオ』では、親子運動遊びの中で運動能力を育てることだけでなく、親子で体を動かすことで家庭でのコミュニケーションや子育てのヒントにしてもらうことを目的として開催しています。また、時には遊具も用いながら、継続して体を動かすことで、最初はできなかったことができるようになるなど、成功体験を重ねて、自信をつけることを目当ての一つとしています。また他の子ども達と交流することで、集団行動についても学習します。『みとよkidsスタジオ』にご参加いただくことで、様々な側面で子ども達の成長に携わらせていただければと思い、今年度もスタッフ一同、精一杯サポートに努めます。これから一年間、仲良くみんなで体を動かして、楽しみながら成長しましょう!!
最初に、元四国学院大学教授 清水幸一先生による、「親子運動遊び」を行いました。
清水先生から「人の運動神経や非認知能力の発達に大きく影響があるのは、幼児期のこの時期から10歳までといわれています」とお話しがあり、親御さんが真剣に聞き入る姿が印象的でした。「運動をしなさい」より「運動は楽しい」と思えることが大切で、家族やお友達など、誰かと一緒に楽しく運動遊びをすることで、ただ単に体を動かすより、運動能力や心の成長など、より多くの効果が見込めるそうです。
親子運動では、清水先生の掛け声に合わせて、両足を抱えることで掃除機に見立てた、掃除機遊びや、ヒザの山登りなど、親子で協力した運動に取り組みました。今日が初めてということで、なかなか上手くできない場面もありましたが、親子で初めての運動遊びに挑戦する姿は、微笑ましい光景でした。
次は「サーキット遊び」です。サーキット遊びとは、様々な遊具を設置したコースを周回しながら運動を楽しむ遊びです。トンネルくぐり、トランポリン、鉄棒、とび箱、マット、飛び石等を順番に周回します。
なお、始める前に、スタッフと3つの約束をしました。
1.前のお友達と同じ動きをすること
2.順番を守り、前のお友達を追い抜いたり、押したりしないこと
3.頑張っているお友達を待ってあげて、応援してあげること
こちらの運動遊びも初めてで最初はぎこちない動きでしたが、何回も挑戦することで、最初よりうまくできるようになったり、早くやりたい気持ちを抑えて順番通りにみんなで運動しました。お約束をちゃんと守ったことで、集団行動についても学ぶことができました。
サーキット遊びのお片付けのあとは、読み聞かせの時間です。初回である今日は、「いちじくにんじん」を歌いながら、歌に合わせて指を動かしたり、『はじめまして』という絵本の読み聞かせを行いました。お話の中で「はじめまして」といいながら、たくさんのキャラクターが登場し、子ども達は真剣に話を聞き、歌遊びでは口や指を盛んに動かしていました。
最後は「チクサクコール」と「バディチェック」を行いました。チクサクコールでは、内側に子供たちが小さい円を、外側には親御さんを含めたもっと大きな円をつくり、円陣を組んで子ども達のコールに続いて、全員が大きな声を掛け合うことで、気持ちを高めることができました。
バディチェックでは、おうちの人と手をつなぎ、合図で繋いだ手を高く挙げます。最後はスタッフともハイタッチでお別れし、最後まで元気いっぱいのまま、第1回目の『みとよkidsスタジオ』を終えました。お父さん、お母さんは、今日一日怪我なく、みんなで楽しく運動遊びができたことをほめてあげてくださいね。
次回も変わらず元気なみなさんに、お会いできることをスタッフ一同楽しみにしています。
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更新日:2024年06月03日