財田町公民館 「財田のむかしばなしゆかりの地めぐり」

更新日:2024年03月18日

参加者のみなさんで記念撮影
ゆかりの地まで徒歩で

▲3月10日(日曜日)、財田町公民館とまちづくり推進隊財田、財田のむかしばなし伝承の会の共催事業である「財田のむかしばなしゆかりの地めぐり」を開催しました。この講座では、財田の文化財や名勝に伝わる逸話や昔話の伝承を目的とし、実際にゆかりの地を訪ねて学びます。

 

今回のゆかりの地は、石野地区にある「(たに)(みち)神社(竜王神社)」「世の中(よのなか)(ざくら)」「(あゆ)返り(がえり)(たき)」です。

財田町内外から子どもから大人までの35名と一緒に道の駅たからだの里を出発し、徒歩で向かいました。

紙芝居を聞く
紙芝居を聞く

▲「財田誕生ものがたり」と「谷道龍王」の紙芝居を金山郁子さん、文郁さん親子と伝承の会メンバーが披露。「たからだ」という地名を賜った背景に、渓道神社が深くかかわっていました。

説明中
渓道神社

▲渓道神社(竜王神社)では8月14日に「さいさい踊り」と呼ばれる雨ごい踊りが奉納されています。地元の澤井香さんと秋山勇さんに、口上の読み上げ、説明をしていただきました。

 

鮎返りの滝

▲鮎返りの滝には弘法大師が砥石で研いだという逸話があり、この地域は転じて「戸川(とがわ)」とよばれています。

世の中桜での説明
世の中桜での説明

▲世の中桜では小野詔子さんにお話しを伺いました。弘法大師の使っていた杖であるともいわれており、桜の花の咲き具合で五穀の豊凶を占っているそうです。

参加者の声をご紹介します。

「地域の方のお話を聞くことができ、伝承することの大切さがよくわかりました。大変だと思いますが、続けていくことを願っています。」「話としては何となく知っていたが現地をたどって、よりはっきり感じることができ、面白かった。」「財田の歴史を町民に伝える活動は地元に興味を持ってもらえ、定住者を増やすことにつながる良い事業だと思います。これからも期待して参加したい。」

改めて、次世代に語り継ぐことの意義を感じ、今後もこの事業を続けていきたいです。

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