三野町公民館 「のり出前教室」
8月26日(土曜日)、三野町公民館による「のり出前教室」が三野町保健センターで開催されました。香川県産海苔について理解と親しみを深めてもらう目的で開催され、児童32名と保護者15名が参加しました。香川おさかな大使の岡野さんの司会で始まり、海苔の学習会ということで海苔についてのDVDを視聴した後、香川県水産課の和田さんによる海苔の講話が行われました。海苔には、海の大豆といわれるほど、たんぱく質が豊富でビタミンやミネラルもバランスよく含まれている健康に良い食品で、免疫機能アップや疲労回復などに効果があるそうです。
この後、香川県漁業協同組合連合会のみなさんのご指導で、今回は焼きのりを使用した15メートルの長いのり巻き1本を参加者全員で巻きあげます。スタッフによるデモをしてもらった後、手洗いをしてエプロン・帽子・マスク・手袋を着用し、一列に並んでいよいよ本番です。
まず、巻きすを広げ海苔の光沢のある方を下にして、上2センチ程残して寿司飯をやさしく均等に広げます。それから、ご飯の中央にキュウリを並べた後、卵焼き・カニカマを順に並べ、最後にマヨネーズをかけて巻きあげたら完成です。
そして、巻きあげたのり巻きの下に両手を入れ軽く握り、みんなの気持ちを一つにして号令に合わせて持ち上げた瞬間に「わぁ~、やった!」と歓声が部屋中響き渡りました。
スタッフの方に完成した巻き寿司を切っていただき、みんなで試食タイムです。
今回、海苔を食べて育ったクロダイ(チヌ)を団子にし、地元の女性スタッフの方々が、白菜ともやし入りの団子汁を作ってくださいました。さっぱりしていてとてもおいしかったので,「おかわりしてもいいですか」と何杯もおかわりをしている子どもたちもいました。
みなさん、自分たちが作った巻き寿司と団子汁を美味しそうに食べていました。
15メートルの長いのり巻き作り体験に参加した子どもたちは、「楽しかったです。家でも作ってみたい。」「巻き寿司もおいしかったけど、団子汁がおいしくて3杯飲みました。」「またこのような機会があれば、次回も参加したい。」という声が聞こえ貴重な体験を喜んでいました。
香川県水産課の和田さんは、この体験をきっかけに香川県で作られる栄養がいっぱいの海苔に興味をもってもらい、たくさん食べてほしいとおっしゃっていました。
今日の教室だけでなく家庭でも、巻き寿司や海苔を使った料理を楽しんでもらえたらいいなぁと思います。
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更新日:2023年09月05日