漂流郵便局

漂流郵便局 の象徴的存在として、長年にわたり局長を務めてこられた 中田勝久さん が、2025年11月、享年92でご逝去されました。

中田局長は、行き先の分からない手紙一通一通に真摯に向き合い、人々の想いや記憶を受け止め続けてこられました。
その温かな姿勢は多くの来訪者の心を動かし、「会いに行きたい局長」として、国内外から親しまれてきました。

このたび、その長年の功績が認められ、香川県ボランティア大賞を受賞されました。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kenmin/vnpo/boratai/20251209.html

今後は、制作者である 久保田沙耶さん、ご家族、そして地域ボランティアの皆さまが、中田局長の想いを受け継ぎ、漂流郵便局の運営を続けてまいります。

中田局長が大切に守り続けてこられたこの場所と時間が、これからも多くの人の心に寄り添い続けることを願っております。
 

▼RNC西日本放送さん により、中田局長を偲ぶ動画が制作されました。
多くの人の心に寄り添い続けてこられた中田局長の姿を、ぜひご覧ください。

https://news.ntv.co.jp/n/rnc/category/culture/rne2ce409c9335449aa40d90ec1a549e62

2025年12月27日（土曜日） 開局

2026年  1月  3日（土曜日） 年始のため臨時休業

※2026年1月10日（土曜日）より通常開局いたします。

漂流郵便局（旧粟島郵便局）は、届け先のわからない手紙を受け付ける郵便局です。
「漂流郵便局留め」で寄せられた手紙たちを「漂流私書箱」に収め、
いつか宛先不明の存在に届くまで、手紙を漂わせてお預かりします。
過去/現在/未来、もの/こと/ひと、何宛でも受け付けます。
いつかのどこかのだれか宛の手紙がいつかここにやってくるあなたに流れ着きますように。

【開局日】毎週土曜日13：00～16：00
※原則、予約不可。
上記以外の開局はできません。
【入場料】1人500円（※2025年10月改定 / 改修費用・運営費用に当てさせていただきます）
【定 員】建物の老朽化に伴い、最大20名までとします。

※「漂流郵便局」はアートプロジェクトであり、日本郵便との関連はありません。

※1 送っていただいた手紙のご返却はできません
※2 手紙の著作権は「漂流郵便局」（制作者：久保田沙耶）に譲渡していただきます。
※3 差出人様のご住所は不要です。

以上をご了承いただける方は、はがきに切手を貼って下記宛先までお送りください。
郵便番号769-1108 香川県三豊市詫間町粟島1317-2 漂流郵便局留め ○○○○○様
漂流郵便局に直接投函することも可能です。
 

届け先のわからない手紙を読みたい方は、開局時間内に漂流郵便局までお越しください。