【オンライン勉強会】ミトヨで、地方の仕事について考えてミヨ! 当日のご意見・資料
開催概要
三豊市を含む地方では、「魅力的な仕事が少ない」「仕事での成長がしづらい」など、さまざまな課題が指摘されます。他方で、近年はテレワークにより地方にいながら都市の仕事もしやすくなるなど、新たなチャンスも生まれています。
三豊市産業政策課では2021年11月19日(金曜日)、「【オンライン勉強会】ミトヨで、地方の仕事について考えてミヨ!」を開催しました。当日は移住者、起業家、会社員、企業経営者、学生など、さまざまな方にご参加いただき、議論を交わしました。
仕事に関する課題と行政支援について (当日資料)
地方での仕事に関する課題や、行政の支援などをまとめました。三豊市での起業・就職・採用・キャリアアップなどをお考えの際に、ぜひご参照ください。
勉強会【ミトヨで地方の仕事について考えてミヨ】資料211125 (PDFファイル: 2.1MB)
当日に出た意見
当日、参加者から出た意見の一部をご紹介します。地域のニーズなどについて、参照いただければ幸いです。
三豊市・地方ならではの強み
・東京などは人が多すぎて、自分が埋もれてしまう感覚がある。田舎の方が、自分の存在意義を感じやすい。
・事業者と行政、市民の距離が近く、コミュニティをつくってお互いを支えやすい。
三豊市・地方の課題
・人事のプロが少ない。各企業に専門の人事がいない場合もある。企業がどんな人を雇えばいいか、どう人を育てていけばいいか、知見が少ない。
・三豊市は一次産業が強みだが、農業に比べて漁業は、仕事体験がしづらい。漁業に対しては既存の取り組みに加え、新たな支援が必要では。
・古い体質の地元会社の場合、社会の変化についていけず、また地元文化を知らない県外からの移住者を受け容れるキャパシティーがないこともある。
キャリアの積み方について
・「100人に1人しかない」くらいのスキルを2つ身に付けるとよいのでは。これを組み合わせることで、自分の希少価値を出しやすくなり、場所や年齢、性別に左右されず、自分の仕事を創っていけるのでは。
・一度都会で働いてみた方が、地方で働く魅力にも気づきやすい。まずは都会で就職し、経験を積んだ後で三豊に戻ってきてもいいのではないか。
移住者・フリーランスに対する要望
・明確なスキルを持っていると、仕事が依頼しやすいので良い。
・地元企業のお困り事を聞き出せたら、地域で仕事が創りやすくなるのでは。特に地方の中小企業は、大手企業のサービスが高すぎて使えないことが多いうえ、正社員採用にもハードルがある。そのため、フリーランスの人にも、スキマの業務委託ニーズ(HP運用やSNS発信など)は多いのでは。
地域全体で人を育てる仕組みについて
・地域の中小企業の多くは、新人教育などの人事的なことをするのが難しい。地域全体で、人を育てる仕組みがあればいい。
お問い合わせ
政策部 産業政策課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3012
ファックス:0875-73-3022
更新日:2021年12月06日