詫間町公民館「ええとこめぐり~秋の博智山ウォーキング」

更新日:2021年11月26日

出発前の集合写真
ばくち山の看板

▲11月16日(火曜日)、詫間町公民館講座「三豊ええとこめぐり」では、「秋の(ばく)智山(ちやま)ウォーキング」が開催され、38名が参加しました。

 七宝山系の博智山は、「博打(ばくち)」にかけて、幸運のパワースポットとしても注目されています。10年前に地元有志が集まり博智山登山道整備実行委員会を立ち上げ、登山道の整備に取り掛かりました。チェーンソーや草刈り機を担ぎ、現在でも毎月1回の整備活動を欠かさず行っているそうです。

 今回の「ええとこめぐり」では、博智山登山道整備実行委員会から代表の横山正行さんと8名のボランティアの方が案内をしてくださいました。

 今では県内外から多くの里山登山愛好家が訪れる人気のスポットとなった博智山。秋の見事な景色を楽しむことができました。

登山する参加者
岩場を登る参加者
烏帽子岩
腰掛岩

▲登山道の各所で目印となる大岩に名前が付けられ、それらを見つけるのも登山の楽しみの一つです。

のろし台と瀬戸内海
八畳岩から見下ろす詫間の町並み

▲8合目付近にある「のろし台跡」では、かつて実際の戦いの際、薪を担いで登り青い松の葉を一緒に燃やしてのろしを上げたという逸話があるそうです。

 その先の八畳岩からは一大パノラマが望めます。この日は霞がかかっていましたが、瀬戸内海の多島(たとう)()を見渡すことができました。

絵馬掛所の修繕
記帳台の修繕

▲山頂では祈願した絵馬を吊るし、みんなで願掛けをしました。「宝くじが当たりますように!」

 「ばくち山」ならではの絵馬がたくさん掛けられています。

 ボランティアの方たちが記帳台や絵馬(えま)掛所(かけどころ)、登山道沿いの各看板などの修繕も行います。

 記帳用のノートも定期的に新しく交換し、持ち帰ったノートは博智山登山道整備実行委員会の会員みんなが目を通しています。全国から来た方たちが里山登山を楽しんだ様子がノートに記されており、ノートを読むことはますます会員たちのやる気に繋がっているようです。

かえる石
下山する参加者

▲無事全員、下山しました。かえる石の前では「無事に帰って来れましたよ!」と報告をする参加者もいます。登山中は横山さんをはじめ、それぞれのボランティアの方が解説をしていただき、見どころが満載の博智山でした。

 もう少しするともみじが真っ赤に色づき、また別の顔をみせてくれるそうです。春の山桜もいいですね。

 ぜひ、1合目に置いてある絵馬を手に取り、博智山登山を楽しんではいかがでしょうか。

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