詫間町公民館「志々島の大楠清掃」

11月30日（土曜日）、詫間町公民館とまちづくり推進隊詫間の共同開催による「志々島の大楠清掃」が行われました。
志々島には樹齢1200年の大楠があり、県の天然記念物に指定されています。
大楠の清掃は約20年前に志々島の島民の方たちから引き継ぎ、詫間町公民館が継続して行っています。
今では、まちづくり推進隊詫間や須田ボランティアなど多くの方の協力を得ることができ、今回も55名の参加者とともに志々島へ渡りました。
みなさん銘々に草刈り機や鎌を担いで志々島の各所まで登り、作業に取り掛かります。

大楠周辺、横尾の辻展望台、楠の丘展望台で作業を行いました。
横尾の辻には地元企業のご厚意で記帳台を設置していただきました。
神秘的な大楠や山頂からの絶景を背に、黙々と作業に取り組み、あっという間にきれいになっていきます。
足場が悪く、作業するにもかなりの負担がかかりますが、みなさん颯爽と斜面を登り、無事、清掃を終えました。
さすがです！

島民の方たちが、茶がゆとおひらでお接待をしてくださいました。
志々島の郷土料理『茶がゆ』は、甘いお芋がたっぷり入っており、碁石茶の香りが漂うホッとする味です。
力仕事で疲れた体を癒してくれました。

志々島の大楠清掃は年2回開催されています。
こうしたみなさんの協力により、志々島の大楠は守られているんですね。
来年もまた志々島に行き、大楠と島のみなさんに会いたいと思います。