詫間町公民館「三豊ええとこめぐり」


6月5日(水曜日)、詫間町公民館の生涯学習講座「三豊ええとこめぐり」では、紫雲出山に登りました。
今年度より始まった本講座では、毎月第1水曜日を基本に、三豊市内の「ええとこ」をめぐります。6月は船越八幡神社に集合し、地元の森さんを先導に紫雲出山頂上に向けて33名の参加者が四国のみち『紫雲出山ロマンのみち』コースを出発しました。



ラジオ体操で体をほぐし、さあ出発です!
途中、乳薬師で休憩を取りました。森さんから地元に伝わる乳薬師さんのお話や、ここから見える鴨之越の丸山島についての説明がありました。見事な風景には、参加者から「おおっ!」と歓声が上がりました。



紫雲出山の大浜登山口、砂防ダム付近からいよいよ山道に入ります。この日は前日の雨が嘘のような晴天で気温も高かったのですが、山の中は木々のおかげで涼しく、足元にも雨の影響はなく歩きやすかったです。皆さん、登山ストックや竹製の杖を持ち、無理のないペースで登りました。



2時間をかけ、紫雲出山第2駐車場に到着しました。ここからの景色はとても美しく、粟島がよく見えます。しばらく東屋や木陰で休憩しながら紫雲出山から見える三豊の風景を楽しみました。霞がかかっていなければ、愛媛まで見渡せるそうです。まさに三豊の「ええとこ」です!
このあとは、みんなで山頂を目指して登ることにしました。
今回は少し時期が早かったのですが、道の両端の紫陽花が色づき始めていました。




紫雲出山山頂展望台にて記念写真!!皆さん、達成感でいっぱいのいい笑顔です。
もちろん帰りも同じ道を下って帰りますが、登るときには必死で気が付かなかったホタルブクロの白い花を見つけたりと、景色を楽しむ余裕もありました。
「あーしんどっ!」と言いながらも大きな声で笑ったり、「大丈夫な?」と励まし合ったり、共に汗を流し素晴らしい風景に共感し、参加者の仲間意識も深まりました。また、「ちょっと心配だったけど自分で登れて良かった」「紫雲出登れたら、あとはどこでも歩けそうやわ!」と自信にもつながったようでした。
7月の講座では、志々島へ樹齢1200年の大楠と、うばゆりを見に行きます。三豊の「ええとこめぐり」は、仲間づくりと季節を感じながら三豊の素敵なところを再発見する目的で開講した講座ですが、とても良いスタートとなりました。
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更新日:2020年03月02日