詫間町公民館「中央女性セミナー 防災教室」

更新日:2020年03月02日

11月16日(木曜日)詫間町公民館の中央女性セミナーが開催され、「防災教室」をテーマに、危機管理課防災指導士 圖子氏による講義と缶詰や乾物を使った調理実習を行いました。

男性がプロジェクタースクリーンの横に立ち話をしている写真
三角巾を付けエプロンを着た参加者たちが椅子に座り前方を見ている写真

 まず、地震や台風の影響により想定される土砂災害とその対策や、詫間町内で予想される災害、備蓄などについてお話をしていただきました。実際に起こった被害状況の写真を見ると、危機感も高まります。「自分は大丈夫」ではなく、”自分の家がどんな場所にあるか”を確認したり、災害が起こった際に情報を得る準備をしておくことが大切だそうです。
 「地震などの災害は避けられないが、ある程度の備えがあれば減災できる」と圖子さん。受講生のみなさんは、毎年この教室に積極的に参加されているようです。

調理実習

メニュー

  • さば缶詰の太巻き
  • 大豆とたまねぎのマリネ
  • 切り干し大根のさわやか煮
  • (インスタント)ラーメン入りオムレツ
  • かぼちゃとチーズのミニ茶巾(干しぶどう入り)
  • 焼き鳥(缶詰)入り炊き込みご飯
  • わかめとにんじんの炒めもの
  • 切り干し大根入りみそ汁

※管理栄養士の久保田 美代子さんからレシピを提供していただき、自分たちで作りました。

高齢の女性二人が調理台の上で材料を切っている写真
1人の女性が缶を開けザルの上で水切りをし、1人の女性がその横でねぎを刻んでいる写真
女性3人が材料を切ったり、インスタントラーメンの袋から麺を取り出している写真
女性がフライパンでわかめと人参を炒めている写真
女性がフライパンで炒めた具材の中に溶き卵を流し込んでいる写真
非常食のパンの缶詰とラップに包まれた非常食のパンの写真
非常食のご飯が入ったパッケージとやかんとスプーンが置かれてある写真

 非常食の試食

受講生たちが台の上に沢山並べられた弁当箱に調理した食材を詰めている写真

災害時には、協力・連携も大切です。

いりこや昆布の入った味噌汁をお椀によそっている写真

みそ汁には、だしを取った後のいりこや昆布も入り、栄養満点。

弁当箱の中に入った6種類のおかずと、お茶、味噌汁、ごはん、ラップに包まれたパンが写された写真

完成です!おいしそう!!

テーブルに座り食事をしている受講生たちの写真
1つのテーブルに9人の受講生が座り食事をしている写真

試食タイム

「美味しい!」「非常食とは思えないくらい豪華。」「缶詰が入っているなんて思えない。」と、缶詰や乾物など家にあるものを工夫すれば、栄養満点のごちそうになることや美味しさに驚きでした。この調理実習で、いざという時にでも対応できるよう、調理法などを学ぶことができました。

  定期的な防災教室の開催により、防災意識の維持ができ、また備蓄や知識を付ける事の大切さも再認識できたのではないでしょうか。いざという時には、余裕を持って自分や家族を守れるようありたいものですね。
 中央女性セミナーの活動としては、年10回のうち、今回の防災教室の他、兵庫県広域防災センターへ研修に行き体験型学習を行いました。閉講式には、香川県危機管理課より講師を迎え、「南海地震に備えて」の講演を予定しています。

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