三豊市公民館「家族で学ぼう!子どもとスマホの上手なつき合い方」

更新日:2022年08月02日

ネット指導員に個別指導を受ける参加者親子
参加者から質問を受ける小松講師

▲7月23日(土曜日)、三豊市公民館、香川県教育委員会の共催事業「家族で学ぼう!子どもとスマホの上手なつき合い方」がみとよ未来創造館で開催され、17組の親子がインターネットについて学びました。

  本講座は、保護者のネットリテラシー(インターネットを正しく使いこなすための知識や能力)を向上させることを目的とし、すでにスマホを利用している、またはこれから利用を検討している小学生親子のスマホに関する不安や悩みを解消するためのワークショップです。

  現在スマホを持っていなくても、多くの子どもたちはタブレットやゲーム機などを介して日常的にインターネットの世界に触れています。また、保護者のスマホで動画を見せてもらっている子もいるかもしれません。

  子どもたちの自由時間が増える夏休み前に、家族みんなで子どもたちのインターネット利用について楽しく学び、上手に活用しましょう。

冊子を手に説明をする小松講師
スマホのルールづくりのポイントについて

▲「1時間目」は子どものスマホの使い方ルールやフィルタリングの仕方など、講師の小松義幸先生が分かりやすく教えてくれました。

  インターネットは便利ですが、同時に気を付けなければならない点が多くあります。

  その中でも 「インターネットを通じて知り合った相手は、みんなのことを『一人前』として扱います。大人のフリをしろということではありません。自分が言ったこと(書き込んだこと)に責任を持ちましょう。」という小松先生の言葉に、子どもたちは真剣にうなずいていました。

  子どもが正しくスマホ・インターネットを利用するためには大人が子どもたちをトラブルから守ることが大切です。

  1. 子どもの成長に合わせて段階的に使わせること(家庭の状況も考慮しステップアップする)
  2. 子ども任せにせず、家族でスマホのルールを考えること
  3. 子どもが困ったときに相談しやすい親子関係を築くこと(普段からネット関連の話題に関心を持ち、家族で話す)
  4. 「フィルタリング」や「ウイルス対策」などのサービスを活用すること

 

  1時間目の最後には、疑問や質問を個別に相談できる時間を設けました。

  香川大学サイバーボランティアSETOKUや、さぬきっ子安全安心ネット指導員のみなさんにご協力いただき、それぞれの家庭の事情に合わせたフィルタリングやルールづくりについての相談を受けてマンツーマン指導をしてもらいました。参加者は積極的に質問をして取り組んでいました。

講師はたはたさん
熱心に講師の話を聴く参加者たち

▲続いて「2限目」では、映像作家として、そしてYouTuber(ユーチューバー)としても活動されている はたはたさんをお呼びし、「スマホで撮るカッコいい写真・動画教室」を行いました。

  よくYouTube(ユーチューブ)で見る動画がどのような過程で作られているのか、そして、スマホで写真を撮るためのコツやカメラの設定、編集等を教えてもらうことができました。

 

  保護者の方からは「個別相談の時間がとても良かった。フィルタリングなど、勉強になった。」「子どもを守ることの大切さと難しさを感じた。制限をかけると同時に、子どもが自立して正しく使えるようにしないといけない。」といった意見をいただきました。また、子どもたちからも「ルールを守って正しくスマホを使いたい。」といった感想を多く聞くことができました。

 

  スマホやネットは子どもたちにとっても大変魅力的ですが、新しい技術であるため、保護者が教えることが難しい場合もあります。

  しかし、「私はスマホ苦手だから…」「子どもは一人でも全部やれてるみたいだから…」と任せきりにせず、保護者も子どもと一緒にルールを作って守り、スマホと上手に付き合いましょう。

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