三豊市公民館「親子環境学習教室」

更新日:2020年03月02日

女性が壁に吊るされた大きな作品と同じ模様の布を持っている写真
手作りの洞窟の中に大人や子供がいて女性がライトで照らしている写真

 9月15日(日曜日)、三豊市公民館講座「親子環境学習教室」が粟島開発総合センターで開催され、午前と午後の部、52名の小学生親子が参加してくれました。
 講師には、フランスの科学探査船タラ号に乗船経験のある大小島 真木さんをお迎えし、海の環境保全を考えるワークショップを行いました。
 粟島では瀬戸内国際芸術祭、秋会期の作品を制作している真っ最中です。
 粟島アーティスト・イン・レジデンス2019の招へい芸術家である大小島さんの作品制作現場の見学もでき、充実した内容の講座になりました。

黒いカーテンが締まってる部屋の中でプロジェクターで映し出された画像を子供と大人が見ている写真
青空の下、子供も大人も帽子を被り先頭を歩いている女性の後をついて歩いている写真
古い建物の中を参加者たちが並んで立ち、女性の話を聞いている写真

 大小島さんの『海、生命のスープの味わい方』の講演を聞きました。
 タラ号での生活・経験から得たものやそれらが彼女の作品に与えた影響、現在の鯨シリーズ作品について。瀬戸内国際芸術祭2019秋会期の作品として、マユール・ワイェダさんや島民と共同制作している『始まりの洞窟』についても説明がありました。
 海の環境問題をアートにして世界中に訴えている大小島さんならではの熱い思いあふれる講演会になりました。
 参加した小学生たちからはその場で大小島さんに次々と質問が出てきて、マイクロプラスチックによる影響の話には「かわいそう」と真剣に耳を傾けていました。

部屋の中に作品が飾られた作品を女性が参加者の大人と子供に説明している写真
壁に白色の模様が描かれている洞窟のような中が写されている写真
壁に骨の絵や赤・緑・青の様々な飾りがついている作品を女性が説明している写真
暗い室内に飾られた大きなクジラの作品を女性が説明している写真
ライトで照らされている青地の上に白色で絵が絵がかれた作品を女性が説明している写真

 講演のあとは、粟島芸術家村での瀬戸内国際芸術祭の作品制作現場へお邪魔するワークショップです。鯨がモチーフのカードに、今回の講座で強く印象に残った話や映像、作品の一部を自分の言葉や絵で書き込んでいきます。
 粟島芸術家村には大小島さんの5体の7メートル以上の巨大な鯨作品やインドのワルリー族の洞窟壁画と鯨の骨格を表現した作品などを見学することができました。
 とくに制作途中の洞窟では、足を踏み入れたとたんに参加者から「うわー…」とため息交じりの歓声が聞こえてきました。洞窟の壁は、粟島の廃屋の木材の上に、新聞や三豊市のシュレッダーの紙に漆喰・ボンド・水を混ぜて作ったそうです。
 その他の部屋にも、マイクロプラスチックを組み込んだ鯨作品や、島民の手で縫われた刺繍の大作、ワルリー族のお祈りの部屋など、見所がいっぱいです。

大きな鯨の作品が飾られた部屋で、子供達が座って作品を作っている写真
子供達や大人が床に座り、はさみで紙を切っている写真

 ワークショップ中に書き込んでいたカードに、大小島さんの作品モチーフから印象に残ったものを切り取って張り付けたり、感想をまとめたりしてクジラカードを完成させました。
 参加者の興味は尽きず、大小島さんへ質問やお話をしに周りに集まります。子どもたちなかには、洞窟制作の中心のマユールさんに自分の手に壁画の模様を描いてもらって「これもう消したくない!」と喜んでいる一幕もありました。
 海や大地の大切さを学び、芸術作品に触れるワークショップは参加者の心をつかんだようです。

 ぜひ完成した作品を見に、瀬戸内国際芸術祭・粟島へ足を運んでみてください。

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