平成31年度予算

一般会計 329億7千万円
（ 対前年比6.9％増 ）
 一般会計の予算規模は329億7千万円で、前年度当初予算と比べ21億3,000万円、6.9％の増となりました。
 第2次総合計画のスタートとなる平成31年度の予算は、少子高齢化の進展・人口減少という社会的な構造変化に対応しつつ、未来へ向けた投資を確実に進めるため、真に必要で緊急性の高い実現可能な事務事業について予算化しました。

 歳入予算のうち、使い道が決められていない一般財源として、主なものでは市税76億8,875万円（前年度比+2.0%）、地方交付税101億円（前年度比+2.0％）、地方譲与税・交付金17億2,757万1千円（前年度比-1.6%）等を計上しています。

 また、市の「貯金」である基金からの繰入金は、34億6,119万7千円（前年度比+48.2%）を、市の「借金」である市債については、31億910万円（前年度比+32.9%）を、それぞれ計上しています。

 なお、消費税引上げに伴う地方消費税の増収分は、地方消費税交付金として5億900万円を見込んでおり、これは全て社会保障施策に要する経費に充てるものとされています。社会保障施策に要する経費として総額88億6,931万9千円を計上しており、地方消費税交付金5億900万円を全額充当します。

 歳出予算のうち義務的経費では、人件費は49億5,917万8千円（前年度比-1.5%）、公債費は33億5,033万6千円（前年度比+20.9%）を計上し、前年度比増となっています。

 扶助費については、37億1,929万3千円（前年度比+2.4％）で、児童扶養手当支給事業費や母子保健事業費の増額などにより前年度比増となっており、義務的経費全体でも、前年度比増となっています。

 投資的経費は、52億1,030万1千円（前年度比+0.6%）で、主な実施事業は、山本地区就学前施設建設事業（新統合幼稚園）などです。

 その他の経費では、物件費で子どもたちの学力や情報活用能力向上のための学習ICT整備などの増額、補助費等では永康病院の建替えに伴う病院会計繰出金などの増額により、全体で157億3,089万2千円（前年度比+10.6%）を計上しています。

基本目標1. にぎわいが地域を元気にするまち（産業・交流）

• 観光振興事業 1億1,530万円
• 先端技術導入推進事業 1,135万円
• 農業振興一般管理事業 1,249万5千円
• ため池ハザードマップ緊急支援事業 6,518万7千円

基本目標2. 知・体・心を育み、自分らしく暮らせるまち（教育・文化・人権）

• 三豊市緑ヶ丘総合運動公園管理運営事業 2億3,890万9千円
• 教育総務管理事業 8,530万1千円
• 学習ICT整備事業 2億8,251万8千円

基本目標3. 子どもが健やかに育ち、生涯笑顔で過ごせるまち（健康・福祉・医療）

• 永康病院運営事業 1億2,316万2千円
• 保育士等確保・待機児童等対策事業 612万円
• 母子保健事業 7,520万9千円
• 予防接種事業 1億954万3千円

基本目標4. 人と自然が守られる定住のまち（暮らし）

• 消防施設一般経費 2億222万4千円
• 都市計画事業 2,700万9千円
• 定住促進事業 1億5,402万7千円

基本方針1. 市民が可能性を切り開くまちづくり

• 地域内分権推進事業 9,273万8千円
• 地域おこし協力隊事業 645万6千円

基本方針2. 効率的で健全な行財政運営

• ふるさと三豊応援寄附事業 9,826万7千円
• 公共施設再配置事業 2,503万4千円

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