平成27年度予算

一般会計 358億9千万円
（ 対前年比14.7％増 ）

 一般会計の予算規模は358億9千万円で、前年度当初予算と比べ46億1,000万円、14.7％の増となりました。
 三豊市新総合計画の第7期実施計画に掲げる事業を実施するため、大型建設事業に合併特例債を有効に活用し、積極的かつ効果的な予算編成を行っています。

 歳入予算のうち、使い道が決められていない一般財源として、主なものでは市税75億3,874万7千円（前年度比-0.6%）、地方交付税109億5,000万円（前年度比+2.8％）、地方譲与税・交付金16億9,900万円（前年度比+28.7%）等を計上しています。

 また、市の「貯金」である基金からの繰入金は、14億1,469万1千円（前年度比+23.0%）を計上しています。

 一方、市の「借金」である市債については、73億5,090万円（前年度比+81.1%）となっています。これは、財田地区・山本地区新設小学校建設事業や学校給食センター等整備事業など大型建設事業に合併特例債を活用するため、前年度比で大幅な増額となっています。

 歳出予算のうち義務的経費では、人件費は50億3,999万8千円（前年度比-1.6%）、公債費は27億2,508万3千円（前年度比-5.7%）を計上しています。職員の定員適正化計画の推進や、「借金」である市債を抑制してきたことにより前年度比減となっています。

 また、扶助費については33億3,482万1千円（前年度比+1.4％）で、生活保護扶助費の増額等により前年度比増となっていますが、義務的経費全体では、前年度比減となっています。

 投資的経費は109億7,252万8千円（前年度比+83.9%）で、前述の財田地区・山本地区新設小学校建設事業や学校給食センター等整備事業などの大型建設事業のほか、中学校施設の非構造部材の耐震化や市道の整備等、将来世代にとっても利用できる設備や施設整備を行うため、大幅に増額となっています。

 その他の経費では、補助費や物件費等については、後期高齢者医療広域連合負担金の増額や、施設の解体工事費の増額等により、それぞれ増額が見込まれていますが、後期高齢者事業特別会計繰出金の減額等により、その他の経費全体では、前年度比減となっています。

1. 活気にあふれ、産業が躍動するまち（産業・雇用）
   • 空き家バンク・地域経済活性化事業補助金 3,000万円
   • 多面的機能支払事業 2億646万9千円
   • 企業立地促進奨励金 3,630万円
2. 豊かな自然と共生し、環境にやさしいまち（環境・生活）
   • 火葬場建設事業 6億4,929万1千円
   • 環境フェスタの開催及びレジ袋の削減事業 5,375千円
3. 人々が助け合う、安全・安心なまち（安全・安心）
   • 市地域防災計画作成業務 500万円
   • 自主防災会補助金 400万円
4. 人々が支えあい、健康でいきいきと暮らせるまち（医療・健康・福祉）
   • 地域介護・福祉空間整備等施設整備事業 3,902万5千円
   • 高瀬南部保育所整備事業 5,967万円
   • 認知症初期集中支援推進事業 187万5千円
5. 豊かな心を育み、文化を発信するまち（教育・文化）
   • 財田地区新設小学校建設事業 16億2,890万3千円
   • 山本地区新設小学校建設事業 18億1,472万7千円
   • 学校給食センター等整備事業 10億1,367万1千円
   • 土曜日教育支援体制等構築事業 155万3千円
6. ともに考え行動する、自らが創るまち（人権・住民自治・行財政）
   • 本庁舎周辺整備事業 11億4,901万9千円
   • 市勢要覧作成業務 550万円
   • 市勢要覧作成業務合併10周年記念プロモーションビデオ作成 276万5千円

 予算について、さらに詳しくご覧になりたい方は、「平成27年度予算案の概要」をクリックしてください。↓