平成26年度予算

一般会計 312億8千万円
（ 対前年比9.0％増 ）

 一般会計の予算規模は312億8千万円で、前年度当初予算と比べ25億8,000万円、9.0％の増となりました。
 三豊市新総合計画の第6期実施計画に掲げる事業を実施するため、大型建設事業に合併特例債を有効に活用し、積極的かつ効果的な予算編成を行っています。

 歳入予算のうち、市が自主的に収入できる市税などの自主財源は、歳入総額の34.9％であり、このうち市税は、前年度に比べ0.9％の増となっています。繰入金は、大型建設事業に対して市債を優先的に活用するため、前年度に比べ35.1％の減となっています。

 また、国や県から交付されたり割り当てられたりする依存財源は、歳入総額の65.1％を占めています。このうち、地方交付税は前年度と同額を見込んでいます。また、各種交付金は消費税引上げに伴う地方消費税交付金の増額などにより、15.9％の増となっています。

 一方、市の「借金」である市債については、学校給食センターや危機管理センターなど大型建設事業に合併特例債を活用するため、前年度に比べ83.3％増の40億5,830万円を発行することとしています。

 歳出予算のうち義務的経費は、その支出が義務づけられ任意に節約ができない経費のことで、歳出総額の36.1％を占めています。このうち人件費は、職員の定員適正化計画の推進などにより、前年度に比べ3.3％の減となり、扶助費も1.5％の減となっています。
 公債費については、前年度に比べ3.1％の減となっていますが、市債残高は平成26年度末には約274億4,000万円となり、平成25年度末から増加する見込みです。

 投資的経費は、道路や施設などの整備に要する経費で、前年度に比べ33.0％の増となっています。『三豊市新総合計画』第6期実施計画に掲げる学校給食センターや危機管理センター、三野津中学校屋内運動場などの大型建設事業のほか、小学校施設の非構造部材の耐震化や市道の整備など、将来世代にとっても利用できる施設整備を行い、「“豊かさ”をみんなで育む市民力都市・三豊」を実現するため、限られた財源を重点的かつ効果的に配分しました。

 その他の経費では、し尿処理の中讃広域行政組合への委託に伴う負担金の増額や基盤地図情報整備事業に伴う委託料の増額などにより、補助費等や物件費が増加しています。

1. 活気にあふれ、産業が躍動するまち（産業・雇用）
   • 三豊市観光コンシェルジュセンター人材育成事業 7,353万2千円
   • 産業振興アクションプラン策定事業 540万円
   • 住宅リフォーム・地域経済活性化事業（一般住宅分） 2,400万円
   • 地域ぐるみ鳥獣被害防止対策事業 804万円
   • 多面的機能支払事業 3,639万9千円
   • 観光基本計画策定事業 453万6千円
2. 豊かな自然と共生し、環境にやさしいまち（環境・生活）
   • エコバッグ作成事業 616万7千円
   • 塵芥処理事業 7億6,486万1千円
   • 三豊市基盤地図情報整備事業 1億627万2千円
3. 人々が助け合う、安全・安心なまち（安全・安心）
   • 総合防災マップ作成事業 800万円
   • 災害時特設公衆電話設置工事 77万円
4.  人々が支えあい、健康でいきいきと暮らせるまち（医療・健康・福祉）
   • 高瀬中央保育所増築工事 3,601万8千円
   • 障害者計画・障害福祉計画策定事業 252万7千円
   • 子育て応援サービス券支給事業 304万3千円
5. 豊かな心を育み、文化を発信するまち（教育・文化）
   • 小学校施設耐震化推進事業 1億9,380万円
   • 学校給食センター建設事業 9億8,178万4千円
   • 三野津中学校屋内運動場建設事業 5億7,524万3千円
6. ともに考え行動する、自らが創るまち（人権・住民自治・行財政）
   • 危機管理センター建設事業 5億8,615万7千円
   • 仁尾庁舎改修工事 1,484万5千円

 予算について、さらに詳しくご覧になりたい方は、「平成26年度予算案の概要」をクリックしてください。↓