たけのこ

三豊は香川県一のたけのこ産地。高瀬、山本、財田などで生産されています。
栽培されているほとんどは孟宗竹(もうそうちく)で、春に地下で大きくなったたけのこを掘り出して収穫します。
三豊のたけのこ

孟宗竹(もうそうちく)
一般的なたけのこは孟宗竹の若芽のこと。皮に茶色のビロードのような毛が生えているのが特徴。最も味が良く、たけのこの代表格。
直径10センチメートルから15センチメートルと大型で肉厚。実は白く柔らかでえぐみも少なく、甘味を含んだ独特のうまみと歯ごたえがあります。
淡竹(はちく)
淡竹の旬は5月で、孟宗竹の後に出回ります。皮が紫色でまだらに毛が生えています。
アクが少ないので調理しやすく、淡白な味です。
出回り 時期
- 孟宗竹 2月下旬から5月上旬
- 淡竹 5月上旬から5月下旬
おいしいタケノコの選び方
たけのこは鮮度が命です。
孟宗竹のたけのこの場合
- 切り口が白くみずみずしく、皮にツヤと湿り気があるもの。
- 頭が黄色くいもの
※頭の部分が緑色になったものは、陽にあたり育ちすぎて、えぐみが強く固くなっています。
- 形はずんぐりしていて、ずっしりと重いもの。
- 根元のイボイボが少なく、斑点の色が薄いもの。
栄養と機能性
食物繊維 3.3グラム(ゆでたけのこ100グラム当たり)1日に必要な量の16%
便秘を解消し、ダイエットに効果があります。また、大腸がんの予防にもつながります。コレステロールの吸収を妨げ、体外へ排出してくれます。
おいしい食べ方
新鮮なたけのこは生でも食べられますが、収穫から時間が経つとともにえぐみが強くなってしまうので、早めにアク抜きをしましょう。
アク抜きの仕方
- 皮のまま水洗いし汚れを落とします。
- 次に頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に1本切れ目を入れます。
- 鍋にたけのこがかぶるぐらいの水と米ぬか一握りを入れ、1時間ほどゆで、火を止めてそのまま自然に冷まします。
たけのこの皮には身をやわらかくする成分があるので、皮をつけたままゆでるのがコツ。
米ぬかを入れるのは、たけのこのえぐみの成分を取るためで、米ぬかがない時は米のとぎ汁で代用します。
保存法
生のままおいておくと固くなり、えぐみが増します。保存する場合は必ず、下ゆでしアク抜きをしてください。
すぐに使わない場合は水に浸して密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存するとよいでしょう。
お問い合わせ
農政部 農林水産課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3040
ファックス:0875-73-3047
更新日:2020年03月02日