豊中町公民館「豊中大学~修了式~記念講演『発掘調査で分かった昔の三豊』」

更新日:2022年04月04日

講演を聴く豊中大学の受講生たち
賞状の授与

▲3月24日(木曜日)、豊中町公民館による豊中大学(高齢者大学)修了式が三豊市市民交流センターで開催されました。豊中大学には今年度161名の登録があり、学生の皆さんが主体的に運営を行い、毎月様々な分野の学習に取り組まれています。

今年度の締めくくりである修了式では、修了証書、皆勤賞の授与も行いました。皆勤賞を授賞された方は「もう15年以上豊中大学に通っていますが、毎回内容が興味深く、身近な題材も多くて楽しんで参加しています。コロナで今年もできなかったけど、運動会や学園祭、修学旅行も毎年楽しみにしているんですよ。」と話してくれ、これからも学びの意欲でいっぱいのようです。

発掘した遺物を見せる講師
記念講演を聴く受講生

▲修了記念講演では講師に三豊市生涯学習課 塩冶(えんや)琢磨(たくま)さんをお招きし、『発掘調査で分かった昔の三豊』について講演していただきました。

「文化財は身近なもの。普段みなさんが生活しているところにも文化財はあります。」と、本山寺や不動の滝遺跡、大塚古墳、宮山窯跡など、三豊市内、特に豊中の方にはなじみ深い文化財について、実際に講師が発掘調査を行ったときの様子を交えて詳しく学びました。また、紫雲出山遺跡の発掘調査の話では、実際に出土した遺物を見せてくれました。そして調査によりこれまでの定説を覆す発見の可能性がある、というロマンあふれる埋蔵文化財の魅力に触れることができました。

豊中大学は令和4年度も様々な学びを提供していく予定です。生涯学習の場として、仲間づくりの場として、生きがいある生活づくりにぴったりの活動となっています。

 

市内発掘調査での出土品については、詫間町考古館で見学することができるそうです。興味のある方はぜひ、訪れてみてくださいね。

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