仁尾町公民館「つたじま歩き」

▲5月20日(金曜日)、仁尾町公民館の「つたじま歩き」が開催されました。講師の仁尾里山・里海愛好会の岡田龍宗さんに島内一周を案内していただき、つたじまの魅力を味わいました。

 「つたじま」は大蔦島と小蔦島の2つの島からなる無人島であり、瀬戸内海国立公園にも指定されています。島内には2つのキャンプ場、7つの浜があります。そして、賀茂沖津宮をはじめ、天狗神社・舞鶴亭・万波亭・大観亭・蓬来閣といった見どころも多くあります。

 海水浴場、キャンプ場、釣りなど家族レジャーに最適なつたじまですが、今回の「つたじま歩き」では、島を周回するハイキングコースで、初夏の景観を楽しみました。

▲まずは、渡船場のそばにある天神山の磯菜天満宮まで登り、その後、随時運航している小型船で大蔦島へ渡りました。

▲初めて島に来た方や、「子ども時代以来、久しぶりにつたじまに来た」という参加者がほとんどでした。砂浜に映える大きな朱色の鳥居の前で記念写真を撮り、いよいよ出発です。

 島内を一周する遊歩道はきれいに整備され、多くの東屋や展望台が設置されているため、無理なく進むことができました。

 遊歩道の至る所から海を見下ろすことができたり、途中で砂浜沿いに歩いたりするのも「つたじま歩き」の醍醐味です。

▲少し勾配がきつい箇所を抜けた先にある、大観亭で昼食をとりました。景色も良く、風も程よく吹き、休憩するにはもってこいの展望台です。

▲休憩を挟みながら約3時間、気候も良いなか、ハイキングを楽しむことができました。笑石、平石、烏帽子岩、天狗岩などの奇岩石を見つけることを目標に歩くのも面白かったです。

 さぬき百景にも選ばれているつたじま。参加者たちは、魅力いっぱいの無人島で新緑の「つたじま歩き」を満喫しました。