仁尾町公民館「米作り体験活動~稲刈り~」

更新日:2021年11月08日

稲をハゼにかける
稲を鎌で刈る

▲10月26日(火曜日)、仁尾町公民館と仁尾小学校との連携事業である「米作り体験活動」の手作業での稲刈りが行われました。仁尾小学校5年生47人の児童は初夏に自分たちで田植えをした稲を刈り、ハゼかけ(稲架(はざ)掛け)を体験しました。地元有志の方々に指導と管理をお手伝いしていただき、田んぼにはたっぷりとした稲穂が垂れ下がっています。今回、児童たちは鎌で稲を刈る作業を二人一組で行い、6株ごとに藁でまとめて束にしました。作業予定日だった前日が雨天だったため一日延期となりましたが、農作業はどうしても天気に左右されます。雨でぬかるんだ田んぼに足を取られながらも児童たちは懸命に作業を行っていました。

稲を束にする
稲の刈り方を地元の方に教えてもらう

▲田んぼの周りには14体もの児童の手作りカカシとネットが張り巡らされ、鳥獣被害への対策がされています。特に数年前からのイノシシによる被害には悩まされていますが、今年はJA仁尾支店のご厚意により提供されたネットと漁網で田んぼを囲みました。そのおかげもあり、被害は最小限に留まり今回の稲刈りを無事迎えることができました。

地元の方に、鎌の使い方を教えてもらいます。最初は恐る恐るといった様子の児童たちも次第に鎌の扱いにも慣れ、スムーズに稲を刈っていくことができました。二人で協力して束を作り、稲は瞬く間にすべて刈り終えることができました。積んだ稲の束を運び、すべての稲をハゼかけするまでがこの日の児童の作業です。

二人で協力して稲を束にする
稲の束をまとめて置く

▲この後、約1か月間日光で乾燥させ、11月には脱穀作業に臨みます。

最後に完成したハゼをネットで包み、スズメなどから守ります。まだまだイノシシの被害も心配です。

 

こうして一年を通して米を作ることで、児童たちは農作業の大変さ、大切さを学んでいき、食への関心を高めていくことができました。おいしいお米が自分たちの口に入るまで、あと一息ですね!

来月の脱穀作業も一緒に頑張りましょう。

ハゼに稲の束をかける
ハゼかけした稲にネットをかける
作業が終わって子どもたちは笑顔で記念撮影

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