仁尾町公民館「米作り体験学習」

更新日:2020年06月26日

裸足で田植えをする児童たち
田植えの終わった水田

▲6月23日(火曜日)、仁尾町公民館と仁尾小学校との連携事業である「米作り体験活動」が行われました。今年で12年目となる本事業では、仁尾小学校5年生42人の児童が一年を通して様々な手作業による米作り体験をしていきます。地元有志の方々に指導と管理の手助けをしてもらい「もみまき」「田植え」「稲刈り」「脱穀」を行う予定です。

 

地域の方たちと触れ合い昔ながらの手作業での米作りをすることにより、米作りの大変さを実感し更に食への関心を持ってもらえるよう、公民館は活動しています。

 

トレーで育った苗
ロープを引っ張るスタッフ

▲梅雨の晴れ間の見事な快晴でした!

5月27日にもみまきしたヒノヒカリの苗はしっかり大きく育ち、田植えには万全の体制ですね。

 

昨年度より、JA仁尾支店が「米作り体験学習」をお手伝いしてくれています。公民館が用意した道具(等間隔に印をつけたナイロン製のテープ)を使って水田の端と端にピンと張り、これを目安にまっすぐ苗を植えることができます。

苗を一束受け取る児童
地域の方に指導してもらう児童

1人ずつ苗の束を受け取り、いざ、田んぼの中へ!

「田んぼの中にあったかいところと冷たいところがある!」「足の裏にいろいろ当たって痛い

最初は泥の感触に戸惑う声が多く聞こえてきましたが、それでも一列に並び一斉に植えていきます。

はじめは泥の中の様子がわからず、植えたはずの苗がぷかぷかと浮いてしまっていたりと苦戦していた児童ですが、地域の方に教えてもらい、しっかりと田の中に植えるコツをつかんでいったようです。

無事、時間内に500平方メートルの水田に植えることができました。

裸足で田植えをする児童たち
一列に並んで田植えする児童たち

▲昨年度は稲がイノシシの被害にあい、収穫量が例年の半分になってしまいました。

子どもたちはとても残念で悔しい思いをしました。しかし、作物を育てて食べることの大切さがより深く学べたのではないでしょうか。スタッフにも、害獣対策という新たな課題がみえました。

10月20日には稲刈りを予定しています。鎌を使って稲を刈り、束を作って「はぜかけ」をします。

「すごく疲れたけど、おいしいお米に育ってほしいです」と児童たちは自分たちが植えた田んぼを見ながら嬉しそうに感想を言ってくれました。

育ったお米がみんなの口に入るには、まだまだたくさんの作業が残っています。

秋の稲刈りも頑張りましょう!

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