仁尾町公民館・三野町公民館「発酵食教室」

更新日:2020年03月02日

 8月22日(水曜日)、三野町公民館と仁尾町公民館共催講座「発酵食教室」が、仁尾町で開催されました。この講座は、丸岡味噌麹製造所の丸岡さんを講師にお迎えし、発酵食づくりや発酵食(麹、酢、醤油など)を使った料理を毎月1回内容を変えながら教えてくださっています。
 8月は、最初に、仁尾町にある中橋造酢株式会社さんの醸造蔵を見学させていただき、その後調理実習に移りました。

切妻屋根をした建物の黒い壁に白い文字で米酢醸造酢と書かれてある中橋造酢株式会社の外観写真

中橋造酢株式会社さん
黒い壁が目印です。

藁で包まれた背丈よりも高く大きな樽を見学している参加者たちの写真

蔵の中には、大きな木の樽がたくさん並んでいました。この中でお酢を熟成させています。

全身黒の服装で統一した中橋 康一さんが樽の前で参加者たちに話をしている写真

中橋 康一さんに案内をしていただきました。

参加者の女性1名がはしごに登り樽の中を覗いている写真

特別に樽の中も見ることができました。熟成中のお酢の香りが鼻を抜けます。樽は、長いもので100年以上使っているそうです。

屋外にあるレンガで出来た煙突のようなものを見学している参加者たちの写真
参加者が木で出来た大きな長方形の入れ物の中を覗き込んでいる写真
参加者達が中橋 康一さんを円になり囲んでいる写真

 敷地内を一通り案内していただき、最後に質問タイム
「お酢の味は、昔から同じですか?」「お酢をつくる過程で大変なことは?」「お酢は、どれくらい(期間)でできあがりますか?」など質問が飛び交い、貴重なお話を聞くことができました。

調理実習

仁尾酢を使った粒マスタードとピクルスづくり

手に紙を持った参加者達が調理台の周りに集まり、台の上に置かれたオレンジ色の容器に入ったからしなの種を見ている写真
オレンジ色の容器に入り仁尾酢に浸かっているからしなの種の写真
参加者が仁尾酢に浸かったからしなの種をザルにあげ水切りしている写真
フードプロセッサーに入れられたからしなの種の写真
フードプロセッサーにかけられた後のからしなの種の写真
ペースト状になった、からしなの種をスプーンで瓶に詰めている女性2人の写真

 粒マスタードづくり
仁尾酢につけておいた”からしなの種”を、もったりとするまでフードプロセッサ―にかけ、瓶に入れて冷蔵庫で約1ヵ月熟成させます。

5名の女性参加者たちがシンクの周りに集まり玉ねぎの皮をむいている写真
シンクの周りで作業する参加者や、玉ねぎを刻んでいる参加者の写真
赤や黄色のパプリカを包丁で切っている3名の女性の写真

 ピクルスづくり
たまねぎとパプリカの下ごしらえ。

3本の仁尾酢が調理台の上に並べて置いてある写真
鍋に仁尾酢を注ぎ込んでいる女性の写真
仁尾酢と葉っぱや黒い粒の香辛料が入れられた鍋を混ぜている写真

 ピクルス液には、見学をさせていただいた中橋造酢株式会社さんの酢を使います。

大きなたらいに入れられた刻まれた野菜を瓶に詰めている女性の写真
瓶に詰められた野菜にお玉でピクルス液を注いでいる女性の写真
ピクルス液が注がれたピクルスの瓶が調理台に並べられてある写真

 野菜を瓶に入れ、ピクルス液を注ぎます。
香草や香辛料の入った液と野菜が合わさって、何とも甘くさわやかな香りが部屋中に広がります。こちらは、冷蔵庫で1週間~10日ほど置くと、たまねぎの辛みがとれて食べやすくなるそうです。

 「ピクルスは、野菜魚、サラダなど何にでも使える万能常備菜なので、冷蔵庫にあるととても便利です。仁尾酢もとても美味しい。地元で作られたお酢をもっとたくさんの人に知ってもらい、活用してほしい。」と主催者。
 参加者からは、「1人で作るのは大変なので、こうやってみんなで作れるのがいいし、和気あいあいとしてとても楽しい。」という声が多く、毎回楽しみにされているようです。心と体の健康を維持していきたいものですね。

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