仁尾町公民館・三野町公民館「発酵食教室」
8月22日(水曜日)、三野町公民館と仁尾町公民館共催講座「発酵食教室」が、仁尾町で開催されました。この講座は、丸岡味噌麹製造所の丸岡さんを講師にお迎えし、発酵食づくりや発酵食(麹、酢、醤油など)を使った料理を毎月1回内容を変えながら教えてくださっています。
8月は、最初に、仁尾町にある中橋造酢株式会社さんの醸造蔵を見学させていただき、その後調理実習に移りました。
中橋造酢株式会社さん
黒い壁が目印です。
蔵の中には、大きな木の樽がたくさん並んでいました。この中でお酢を熟成させています。
中橋 康一さんに案内をしていただきました。
特別に樽の中も見ることができました。熟成中のお酢の香りが鼻を抜けます。樽は、長いもので100年以上使っているそうです。
敷地内を一通り案内していただき、最後に質問タイム
「お酢の味は、昔から同じですか?」「お酢をつくる過程で大変なことは?」「お酢は、どれくらい(期間)でできあがりますか?」など質問が飛び交い、貴重なお話を聞くことができました。
調理実習
仁尾酢を使った粒マスタードとピクルスづくり


粒マスタードづくり
仁尾酢につけておいた”からしなの種”を、もったりとするまでフードプロセッサ―にかけ、瓶に入れて冷蔵庫で約1ヵ月熟成させます。

ピクルスづくり
たまねぎとパプリカの下ごしらえ。
ピクルス液には、見学をさせていただいた中橋造酢株式会社さんの酢を使います。

野菜を瓶に入れ、ピクルス液を注ぎます。
香草や香辛料の入った液と野菜が合わさって、何とも甘くさわやかな香りが部屋中に広がります。こちらは、冷蔵庫で1週間~10日ほど置くと、たまねぎの辛みがとれて食べやすくなるそうです。
「ピクルスは、野菜魚、サラダなど何にでも使える万能常備菜なので、冷蔵庫にあるととても便利です。仁尾酢もとても美味しい。地元で作られたお酢をもっとたくさんの人に知ってもらい、活用してほしい。」と主催者。
参加者からは、「1人で作るのは大変なので、こうやってみんなで作れるのがいいし、和気あいあいとしてとても楽しい。」という声が多く、毎回楽しみにされているようです。心と体の健康を維持していきたいものですね。
お問い合わせ
教育委員会事務局 生涯学習課
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更新日:2020年03月02日