仁尾町公民館「モノづくり教室~和紙あかり~」

更新日:2022年09月29日

完成した和紙あかり
和紙明かりの説明をする講師

▲9月21日(水曜日)、仁尾町公民館による「モノづくり教室」が開催されました。講師には吉田好希先生をお招きし、和紙でつくる間接照明、「和紙あかり」作りに取り組みました。

和紙あかりは、玄関や座敷の飾りによく合います。色和紙を使うことで自在に季節感を表現することができるため、お客様をお迎えする上品なインテリアとして最適のアイテムです。

 最初に、ふくらませた風船に和紙を水で薄めた障子(しょうじ)ノリで貼り付けていきます。この部分がランプシェードになります。乾いたあとに風船を割って取り除きやすくするため、先にハンドクリームを塗っておくとよいそうです。参加者は作業に没頭し、細かく丁寧に和紙を扱っていました。

風船に障子紙を張る参加者
色和紙を選ぶ
風船に色和紙を張り重ねる

▲白い障子紙で覆ったあと、二重目には好みの色和紙を使ってデザインを考えます。

 和紙を手で小さく丸くちぎることで和紙の魅力ある素材感を活かすことができます。

 「これを合わせると銀河の星空みたいかな。」「ライトで暖かい気持ちになるように、オレンジや黄色を使いたい。」と、参加者はイメージどおりの色和紙を選びました。

  仕上げに上から満遍なくたっぷりとノリを塗り、1~2日乾かします。

 この日の作業はここまでですが、乾いたあとは中の風船を割り、紙ヒモで作ったリングに貼り付け完成です。用意してくれた光源(LEDライト)の上に被せ、和紙からこぼれる柔らかな光を楽しむことができました。

 風船を使った今回の方法は、家庭でも短時間で手軽に楽しめます。「材料を持ち帰るので、家でもいくつか作ろうと思います。」と、参加者たちは次の作品のデザインに思いをはせていました。

 皆さんも、静かな夜のおともにあたたかな「和紙あかり」はいかがですか?

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