山本町公民館「空気砲で遊ぼう」

更新日:2021年10月29日

講師による工作の説明を聞く子どもたち
協力して段ボールを工作する子どもたち

▲10月17日(日曜日)、山本町公民館発明工作教室「空気砲で遊ぼう」講座が山本町生涯学習センターで開催されました。山本町内の小学校中・高学年の子どもたちを対象とした本講座では、段ボールやペットボトルを活用した空気砲を自作し、実験を行います。ELF丸亀サイエンスクラブの丹下善弘先生を講師に迎え、発明工作教室を通して、子どもたちに理科の楽しさを教えてもらいました。

 まずは、香川県にゆかりのある、発明で有名な偉人たちの勉強をしました。発明と聞くと少し気おくれしてしまうかもしれませんが、難しい発明もあれば身近な発明もあります。発明とは、日常の中の事をヒントに、便利なもの・誰かのためになることをどうしたらよいかと考える事だそうです。

 今日は、そのきっかけになるような楽しい工作と実験を行います。「でんじろう先生」でおなじみの、段ボールを使った空気砲を、みんなで協力して作ってみましょう!

 子どもたちは、先生の指示をよく聞いてから、6年生を中心に段ボールで工作を始めます。「ここ、おさえといて」「ぼくハサミやるわ」と、子どもたちは自分で役割を見つけて全員が作製に参加し、1つの段ボール空気砲を完成させることが出来ました。空気砲の側面を強くたたくと、空気の塊が吹き出します。空気の動きが目で見てもわかりやすいように、舞台用のフォグ発生装置を使って、煙を段ボール内部にためていました。身体に無害な薬品で煙を起こしますが、先生はこの装置にたどり着くまでに色々と試行錯誤されたそうです。

 「すごい!ドーナツみたいなのがすごいスピードで出た!」と子どもたちは大興奮。ロケットのように煙のすじを残して空気が力強く噴出する様子に、子どもたちからは大きな歓声が上がりました。

協力して段ボールを工作する子どもたち
フォグ発生装置で段ボールに煙りをためる
段ボール空気砲から煙が噴き出す様子
自作のペットボトル空気砲で的当てゲームをする子どもたち

▲次に、一人ひとりがペットボトル空気砲を作製しました。底を切り取ったペットボトルに風船を取り付け、ゴムの伸縮の力で空気を押し出す仕組みです。子どもたちは先生のアドバイスを受け、自分だけのペットボトル空気砲を作ることができました。「工作は丁寧に!」は、先生との合言葉です。早速、出来上がった空気砲を使って、みんなで的当てゲームをして遊びました。子どもたちは、自分で工作したペットボトル空気砲に大満足の様子でした。

 最後に、先生からは「今日の経験を忘れないでください。発明心をこれからの学校生活の色々な場面で生かしてください。」と言葉がありました。今回の講座に参加したことで、理科や発明にもっと興味を持ってもらえたらうれしいですね。

 

 この講座を振り返っての感想を聞かれて、子どもたちは「楽しかったです!」と声をそろえて笑顔で答えていました。

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