山本町公民館神田分館・神田地区社会福祉協議会共催 「男性料理教室」

更新日:2023年12月22日

令和5年12月17日(日曜日)神田定住促進センターにて「男性料理教室」打ち込みうどんづくり体験が行われました。講師には、大西美佐子さんをお招きし、美味しくうどんが出来る工程を教えてくださいました。

今回のうどんづくりに参加いただいたのは、神田地区の男性30名!そこから4班に分かれてうどんづくりをしました。各班に神田元気会のボランティアさんがサポーターとして入り、ご指導いただきます。

普段料理をしない方がほとんどのようで、生地をこねる作業では、なかなか要領を得ず、苦戦模様でした。

生地をこねる作業中
生地をこねる作業中

何とかこね上げたうどんのたねを、今度は足で踏んでコシを出していく行程です。これはみなさんの体重を生かして(⁉)とても上手くこなせておられました。美味しいコシがあるうどんを作るには、600回踏み込まないといけないとのことですが、みなさん100回ずつで交代しながらワイワイと楽しそうでした。

足踏みの行程が終われば、30分たねを寝かせます。(本来は2~3時間は寝かせるそうです。)

足で踏む作業中
足踏みが終わりたねを寝かす準備

ここからは、調理室に場所を移して、具材や出汁の準備です。大根、人参、里芋、鶏肉、ネギ…これらを切っていく作業です。ここでも普段料理をしない方は、ぎこちない包丁さばきではあるものの、一生懸命取り組んでいました。

具材の準備
たねを伸ばす作業中

うどんにかける具材と出汁の準備が出来れば、寝かしていたたねを伸ばし、切っていく作業です。打ち粉をしながら厚さ3ミリメートルまで伸ばしていきます。この工程も力のいるものですが、持ち前のパワー(!)でみなさん交代しながら生地を伸ばしていました。

ここまで出来れば、あとはうどんを切る作業です。専用の機械でうどんをカットしていきます。こちらは振り上げた包丁の高さによってうどんの幅を変えることが出来ます。高い位置で包丁を振り下ろせば幅が太く、低い位置で下せば幅は細くなるといった具合です。難しそうな作業ですが、みなさん器用に均等に適度な幅でうどんをカットされていました!

うどんを切る作業
打ち込みうどんの完成

そうして切れたうどんを湯がき,湯切りをした麺に出汁と具材をかければ、打ち込みうどんの完成です!

「ちょっと味が薄かったかな?」「この班は(味が)濃いな!」と各班いろいろな打ち込みうどんが出来たようですが、みなさん、自分が作られたうどんを美味しく召し上がることが出来ました!

講師の大西先生からは、「これをきっかけに、また自宅でもうどんを、ご家族に振舞ってみてください。」とのお言葉をいただきました。

普段料理をされない方は、いきなり一つの料理を完成させることは難しく感じるかもしれませんが、気の知れた仲間と美味しい料理をつくる、といった一つの目的があると料理も楽しく出来るのではないでしょうか。

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