三野町公民館 体験学習サポーター養成講座グッズ工房「わらべ地蔵づくり」
9月19日(火曜日)、三野町公民館講座「体験学習サポーター養成講座 グッズ工房」の受講生が、わらべ地蔵づくりの指導員として吉津小学校を訪問しました。
この講座では、17名の受講生が、子どもたちの体験学習(粘土を使った焼き物)の制作指導をするために技術を学んでいます。毎月1回開催され、かわらの里展示館の黒田さんが講師をしてくださっています。
このわらべ地蔵づくりは、2011年の東日本大震災の時に「お地蔵さまを作って、(被災地の方に)プレゼントしたい。」と言う子どもたちの声から始まり、毎年5・6年生が作ったわらべ地蔵が、被災地や地域の老人福祉施設へ贈られているそうです。
まず、作り方の説明です。
仕上がりイメージ
材料と道具
1人5体の地蔵を作ります。
受講生は各テーブルに分かれ、子どもたちをサポートします。
「頭が大きすぎると、焼いた時に割れてしまうから気を付けてね。」「顔の1/2のところに目を描くとかわいく見えるよ。」など、アドバイスをしつつ、児童たちとの会話も楽しみました。
よだれかけの線を入れたり、数珠を持たせたりと、細かい作業を丁寧に進めていました。
力作ができあがりました。
やさしい顔立ちのお地蔵さまに癒されます。
初めて参加した5年生は、粘土の配分が難しいようでしたが、サポーターさんのアドバイスをよく聞き、上手に仕上げていました。2年目となる6年生は、傘をかぶせたり、数珠を持たせたりとアレンジを加えながら手際よく進めていました。後は窯で焼き、色をつけて完成です。
*「お地蔵さま」は、”人々を苦しみから救ってくださる”とも言われているようです。
「受け取った方が幸せでありますように」と、子どもたちの気持ちがこもったお地蔵さまが、たくさんの方に届きますように。
お問い合わせ
教育委員会事務局 生涯学習課
〒767-8585
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更新日:2020年03月02日