三野町公民館 体験学習サポーター養成講座グッズ工房「わらべ地蔵づくり」

更新日:2020年03月02日

黒板の前に1列に並び挨拶をしている受講生の方々と席についている生徒達の写真

 9月19日(火曜日)、三野町公民館講座「体験学習サポーター養成講座 グッズ工房」の受講生が、わらべ地蔵づくりの指導員として吉津小学校を訪問しました。
 この講座では、17名の受講生が、子どもたちの体験学習(粘土を使った焼き物)の制作指導をするために技術を学んでいます。毎月1回開催され、かわらの里展示館の黒田さんが講師をしてくださっています。
 このわらべ地蔵づくりは、2011年の東日本大震災の時に「お地蔵さまを作って、(被災地の方に)プレゼントしたい。」と言う子どもたちの声から始まり、毎年5・6年生が作ったわらべ地蔵が、被災地や地域の老人福祉施設へ贈られているそうです。

女性が黒板に書かれたお地蔵様の絵に指をさしながら説明をしている写真

まず、作り方の説明です。

ピンク色のいろんな表情の9体のお地蔵様の写真

仕上がりイメージ

円形の粘土が5枚と長さの違う木の棒が3本、タオルと袋に入った粘土が机に並べてある写真

材料と道具
1人5体の地蔵を作ります。

班ごとに別れて座っている生徒達が作成している横に、受講生の方々が1人ずつ立ちながらサポートしている写真

受講生は各テーブルに分かれ、子どもたちをサポートします。

黄色のシャツを着た受講者の女性が、手前のグループに座る女の子に作り方を教えている写真
エプロン姿の受講者の女性が1人の男の子が作ったお地蔵様に手をのばしている写真
受講者の男性が子供建の間に立ち、顔を近づけながら説明をしている写真

 「頭が大きすぎると、焼いた時に割れてしまうから気を付けてね。」「顔の1/2のところに目を描くとかわいく見えるよ。」など、アドバイスをしつつ、児童たちとの会話も楽しみました。

男の子が棒でお地蔵様に模様をつけている手元をアップで写した写真
女の子がお地蔵様に粘土で数珠を作成している手元をアップで写した写真

 よだれかけの線を入れたり、数珠を持たせたりと、細かい作業を丁寧に進めていました。

手前には大小のお地蔵様が並んだ作品、奥には見本となるお地蔵様が置いてある写真
一番左には3体の並んだお地蔵様、真ん中と右側には1体ずつのお地蔵様が並べてある生徒の作品の写真
5体のできあがった個性豊かな生徒の作品の写真

 力作ができあがりました。
やさしい顔立ちのお地蔵さまに癒されます。
初めて参加した5年生は、粘土の配分が難しいようでしたが、サポーターさんのアドバイスをよく聞き、上手に仕上げていました。2年目となる6年生は、傘をかぶせたり、数珠を持たせたりとアレンジを加えながら手際よく進めていました。後は窯で焼き、色をつけて完成です。

*「お地蔵さま」は、”人々を苦しみから救ってくださる”とも言われているようです。
 「受け取った方が幸せでありますように」と、子どもたちの気持ちがこもったお地蔵さまが、たくさんの方に届きますように。

お問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号 :0875-73-3135
ファックス:0875-73-3140

お問い合わせはこちらから