三野町公民館「放課後子ども教室 人形浄瑠璃チャレンジ教室」

更新日:2020年03月02日

高い下駄をはいた男性と女性が1体の人形を操っている写真
讃岐源之丞保存会”のみなさんが舞台に上がり人形浄瑠璃を披露している写真

 6月22日(木曜日)、三野町公民館の放課後子ども教室事業「チャレンジ人形教室」が大見分館で開催されました。放課後子どもクラフ゛に参加する、大見小学校の児童1~6年生を対象に、ふるさとの伝統文化”人形浄瑠璃”に親しんでもらおうと、今年度の公民館事業に加わりました。講師には、大見地区出身の三好さんが座長を務める”讃岐源之丞保存会”のみなさんが来てくださっています。

机に座って見学している子供たちの写真
女性が人形を持ち子供たちが挙手をしている写真

 5月に開催された第1回目では、実際の演目を観て、人形の仕組みや動きなど、”人形浄瑠璃とは何か?”を学んだそうです。
 2回目のテーマは、”人形浄瑠璃に触れて、体験しよう”です。人形の持ち方や動かし方など、講師のみなさんのお話に、子どもたちはしっかり耳を傾けていました。

実際に触って、動かして、体験してみよう!

着物を着た姫の人形を見たり触ったりしている女の子たちの写真

初めて触る人形に、大興奮。

人形の操り方を教えてもらっている子供たちの写真

1体を3人で使います。
”首(かしら)使い””左手使い””足使い”を順番に体験します。

人形を上に高く持ち上げている3人の女の子の写真

持ち上げるのも大変。

人形を3人の男の子が支えて持っている後ろで白髪の男性が手伝っている写真

「人形が重くてびっくりした。」

2人の女の子が黄色の着物を着た人形の両手が合うように動かしている写真

手を合わせてみよう。(首使いが右手、左手使いが左手)息ぴったり

人形の頭をもう一つの人形がなでるように操っている子供たちの写真
男の子2人と女の子1人で1つの人形を持っている写真

頭を掻いたり、歩いてみたり、自分たちで動きをつけてみよう。

高い下駄をはいて歩く体験をしている子供たちの写真
高い下駄をはきながら人形を持っている男の子の写真

 首使いは、この下駄を履いて人形を使います。みんな興味津々。これを履くと高さが出るので、足使いの人が楽になるそうです。子どもたちは覚えるのが早く、あっという間に上達していきます

*座長さんたちの人形使いをみて、「すごい、本当に動いているみたい。」と見入っていた子どもたち。自分たちも!と意気込んで、熱心に練習していました。
 人形の重さにびっくりしつつも、「みんなで協力して動かすのが楽しかった。」と感想を話してくれました。顔や足、手の動かし方が難しかったという声が多く、保存会のみなさんのすごさを改めて実感したようです。
 このような経験を通して、地域の芸能文化の魅力を再発見し、若い担い手が誕生してくれるとうれしい限りですね。

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