財田町公民館「焼き芋大会」

11月16日（土曜日）、財田町公民館こども講座「そだてて学ぶ さつま芋収穫体験学習 ～焼き芋大会～」が財田小学校で行われました。
年間を通して実施されている「そだてて学ぶ さつま芋収穫体験学習」の最後の事業として、食生活改善推進協議会財田支部の皆さんに協力していただき、約200本のベニはるかで石焼き芋を作りました。
本事業は、植付・栽培から収穫体験、調理実習など一連の行事を通じて、作物への感謝や地域の方とのふれあい、そして幼稚園や保育所との連携がより深まることを目的としています。

小学生たちが芋ひとつひとつを、濡らした新聞紙とアルミホイルで丁寧に巻いて準備をしました。
ドラム缶で作成した石焼き釜に火をくべ、芋を並べます。
常に様子をみて、芋をひっくり返したり上下を入れ替えたりと、少しも目が離せません。

この日は、財田小学校の防災訓練があり、焼き芋大会と一緒に行われました。
児童や保護者は防災に関する話をよく聞き、心臓マッサージやケガの応急処置の仕方、避難所のパーテーションづくり、バケツリレー、土嚢づくりなどを実際に体験しました。

焼きたての石焼き芋を児童に配ります。
アツアツの石焼き芋をみんな嬉しそうに受け取り、食べるのが待ちきれないようでした。飴湯のふるまいもありました。

この焼き芋大会をもって、2019年度の「そだてて学ぶ さつま芋収穫体験学習」はすべて終了しました。

児童は農業体験を通し、命を育てるということや自然環境の大切さを学びました。

幼稚園や保育所の小さい子たちに教えてあげたり面倒をみている場面もあり、小学校と幼稚園の連携や地域の方たちとの交流もできたようです。