財田町公民館 「薬剤師お仕事体験講座」

更新日:2023年08月18日

調剤薬局の方が説明中
調剤薬局の方が説明中

▲8月10日(木曜日)、財田町公民館「薬剤師お仕事体験講座」を開催しました。

本講座では、有限会社ライム調剤薬局と徳島文理大学香川薬学部のご協力のもと、三豊市内18名の中学生が調剤薬局の業務について体験し学ぶことができました。

 

「将来なりたい職業」として中高生に人気の薬剤師。その薬剤師が活躍する現場のひとつである調剤薬局の仕事への理解を深め、進路や職業選択に対する意思や意欲につなげてもらえるように、今回の講座を企画しました。また、徳島文理大学香川薬学部の先生や学生たちへ、薬学科の講義や実習、大学生活についていろいろと質問をするなど、薬剤師をめざす先輩・後輩として交流を持つことができました。

調剤薬局の方が説明中
軟膏を混ぜ合わせる作業

▲『軟膏コーナー』…軟膏薬やクリーム薬を混ぜて軟膏つぼへ入れる業務の体験。

軟膏を混ぜ合わせる作業は、時間と手間が大変かかります。先生の滑らかな手つきをよく観察して、中学生たちも挑戦。好きなエッセンスを入れ、手製のハンドクリームが完成しました。

シロップの量をきちんと量る作業
シロップに溶かした抗生物質を専用容器に入れる業務

▲『水剤コーナー』…シロップに溶かした抗生物質を専用容器に入れる業務の体験。

小さい頃によくお世話になった飲み薬を思い出しますね。今回はジュースやガムシロップで代用したため、持ち帰って飲むことができます。

それぞれの材料の量をきちんと量ること、容器の中でよく混ぜることなど、薬学生たちからの注意事項を真剣にきいています。

薬を袋に入れる作業
分包機を操作してお薬を袋詰めをする作業

▲『分包機コーナー』…分包機を使用し、決められたお薬を分包する業務の体験。

色違いの薬に見立てたラムネ菓子を、「朝・昼・夕」に分けて袋に入れます。医療機器メーカーのご厚意により、最新の分包機を操作して自分用のお薬を袋詰めすることができました。さらに、出来上がった薬を入れる『薬袋』を作成し、誰の薬か・いつ・どの量を服用するのか、自分で書き込みました。

調剤薬局の一日が体験できる、「薬剤師お仕事体験講座」では、全員がすべてのブースをまわり、薬剤師から現場で注意していることや「薬剤師あるある」など、楽しく学べていました。薬学生からは「初めてでこれだけできるなら私よりも上手!」と言ってもらえるほど真剣に取り組んでいる参加者もいました。

参加した中学生からは楽しかったとの声が相次ぎました。

中学生の参加者たちは今回の講座でより薬剤師への理解が深まり、薬剤師が将来の選択肢のひとつとなったのではないでしょうか?

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