高瀬町公民館「健康音読サークル」

更新日:2022年06月09日

音読のテキストたち
詩画集を読むサークルメンバーたち

▲6月1日(水曜日)、高瀬町公民館による「健康音読サークル」がみとよ未来創造館で開催されました。今年度から始まったこの定期講座では、講師の安藤幸子(ゆきこ)先生と一緒に15名の受講生が音読を行います。

 

 文学作品や詩、童謡などを声に出して読む音読教室は、最近、全国の書店や図書館などを中心に広がりをみせています。音読には様々な効果があります。喉の老化を防ぎ、誤えん性肺炎予防となることや、脳の活性化が期待できるため、認知症予防にもつながるそうです。

 みんなでワイワイと声を出す楽しさを感じましょう。

講師の安藤先生
汽車ポッポを歌う受講生

▲まずはウォーミングアップに童謡の「汽車ポッポ」を読みました。歌詞を音読すると、歌うこととは違った難しさや楽しさの発見がありました。単語を交互に読み上げ、テンポよく掛け合いをします。文から情景を連想し、興奮気味に読むところや、はしゃいだ楽しい気持ちを表現するように気を付けました。

二人組で汽車ポッポの歌詞の掛け合いをする様子
二人組で歌詞の掛け合いをする様子

▲次に、安藤先生が選んだ題材は、星野富弘 著、「四季抄『風の旅』」です。詩画集の中から、それぞれが自分のお気に入りの作品を選び、みんなの前で作品に惹かれた理由について紹介し合いました。

「詩っていいですよね。全部じゃなくても一部でも自分と重ねられる」という先生の言葉のように、受講生は自分のなかで響いた文章をかみしめて読みました。

詩画集から作品を選ぶ
全員でテキストを読み上げる様子

▲講座が終わった後、受講生のみなさんからは「普段大きな声を出すことはなかなかないので、とても気持ち良い」「ここで初めて会った人たちともお互いの意見を言いながら音読出来て楽しかった」「先生に褒めてもらえて嬉しかったし、和やかな雰囲気の講座なのが良かった」と笑顔いっぱいの感想を聞くことができました。

 

 音読には特別な技術は必要なく、どなたでも気軽に始めることができるのも魅力です。長期にわたるマスク生活で自然とこわばった顔の筋肉をしっかりと動かすこともできます。

 読み間違えや読むのが遅れても大丈夫。先生やサークルのみんなと一緒にさまざまな読み物に触れ、心と体の健康のためにも音読を始めてみませんか?

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