高瀬町公民館「はじめて編む!布ぞうり教室」

更新日:2021年04月08日

布ぞうり
説明する講師

▲高瀬町公民館主催の「はじめて編む!布ぞうり教室」がみとよ未来創造館で行われました。講座は1月から3月の計5回に渡って開催され、講師には筒井真知子さんをお迎えしました。

 『布ぞうり』とは、着古した浴衣やTシャツ、使わない布地などを紐状にして編んで出来たぞうりのことです。スリッパの代わりとして家の中で使用でき、履き心地は柔らかく、素足で履くため健康にも良いとされています。その上、使わなくなった衣類等を材料に出来ることや、完成した布ぞうりは何度も洗って繰り返し使用出来ることからエコ活動にもつながります。

 受講生の皆さんが、それぞれ素敵なオンリーワンの布ぞうりを完成させるまでをご紹介いたします!

生地を裁断する
布ぞうりを編む

▲まずは布地を細く裁断し、紐状にします。

 着古したTシャツで作った布ぞうりは履いた時の感触が心地よいそうで、昔、家族が着ていた衣類など、思い出の布地を用意した方もいます。

 土台となる器具に芯紐としてPPロープをかけ、先ほど作った紐を編み込んでいきます。編み始めは難しいですが、みなさん、編み進めていくとだんだんと慣れていったようです。

作業の様子
作成図を見る受講生

▲筒井先生が、ご自身の作業工程を説明しながら映した動画を用意してくれました。手元が大きく映っているため、密にならずに先生の作業の確認ができ、必要な場面を何度もリクエストして視聴をすることが出来たので製作の助けとなりました。また、先生の手書きの作成図も張り出すなど、様々な工夫をしてくださいました。

鼻緒を編む
講師に教えてもらう受講生

▲1番の難所である鼻緒を作ります。鼻緒の作り方は何パターンもありますが、その中でも、後から自分で調整することができる作り方を選択し教えていただきました。難しい作り方ではありますが、長く履いて洗濯を繰り返すとどうしても鼻緒がゆるんだり傷んだりするため、この鼻緒の作り方をマスターしておいた方が良いそうです。

布ぞうりを編む様子
布ぞうりを編んでいる手元
鼻緒を編む
手を挙げる受講生
完成した布ぞうりを見せてくれる受講生
布ぞうりを編む

▲受講生のみなさんはそれぞれのペースで布ぞうりを完成させることが出来ました!全5回の講座を通して作り続けた完成品を手に、みなさん大満足のようです。2足目を作っている方もたくさんいました。途中で別柄の布を使うことで、味わいのある配色になっています。鼻緒の色も素敵ですね。

 

 布ぞうりを完成させた受講生からは、「布ぞうりの講座を心待ちにしていたので、参加をすることが出来てうれしかったです。自分で何度が挑戦しようとして挫折していたので、先生に丁寧に教えてもらえて、とても良かったです。」「完成が待ち遠しかったですが、今日からこの布ぞうりが履けるのでとても嬉しいです!Tシャツで作ったから、きっと気持ちいいと思います。」といった声を聞くことが出来ました。

 編み始めは、慣れずに四苦八苦する様子も見られましたが、その都度、先生が丁寧に説明してくれたお陰で仕上げることが出来ました。編み物と一緒で、布ぞうりも何度も編むうちにスルスルと編めるようになるそうです。中には、「忘れないうちに、家で孫の分も作ってみます。」という方もいました。

 

 高瀬町公民館では、令和3年度も「はじめて編む!布ぞうり教室」を開催予定です。

 みなさんもぜひ、自分や家族の布ぞうりを作り、日常の生活に取り入れてみませんか?

 

 

 

お問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号 :0875-73-3135
ファックス:0875-73-3140

お問い合わせはこちらから