高瀬町公民館「高瀬大学~市政報告とコミバスについて」

更新日:2020年12月01日

挨拶をする交通政策課の職員

▲11月27日(金曜日)、高瀬町公民館による高齢者大学「高瀬大学」がみとよ未来創造館で開催されました。第1部では、三豊市長 山下 昭史 氏をお招きして市政報告をしていただき、第2部では三豊市交通政策課からコミュニティバスについての講義がありました。

山下市長
講和をする市長と受講生たち

▲「みなさん、一年前にお約束したことを覚えていますか?」

昨年度の高瀬大学で山下市長と「防災グッズを用意し、災害に備える」という約束をしましたが、準備をしていた人が少ないという結果になりました。ついつい防災の備えは後回しにしてしまいがちですが、南海トラフ地震をはじめ、災害はいつおこるかわかりません。家族と自分を守り、避難をスムーズに行うため、少なくとも「備蓄品、家の中に履物の用意を!」と改めて来年度までの課題になりました。

また、市内で発生した鳥インフルエンザや全国で感染が拡大している新型コロナウイルスについての報告がありました。鳥インフルエンザでは世界でもまれにみる規模の感染の被害にある三豊市で、自衛隊、香川県職員、三豊市職員、建設業組合をはじめ、様々な人たちの尽力があったこと、まだまだこれからも埋却作業・消毒作業は続くことを知りました。そして、市長からは「不安にならずいつも通りの生活を。卵や鶏肉も、風評を信じずに買ってください。」という言葉がありました。新型コロナウイルス感染症については改めて正しい感染予防対策についておさらいし、感染の疑いがある場合の対応として、我慢せず医師や保健所に相談することなどを学びました。そして、新たに社会問題になっている「コロナ差別」といわれる感染者やその家族に対する誹謗中傷は、決してやってはいけないことであると参加者全員で再確認しました。

講義をする交通政策課の職員
路線図の見方を教わる受講生
時刻表の見方を教わる受講生

▲第2部は、三豊市交通政策課による「コミバス・スタート~コミバスに乗ってみよ!~」の講義でした。コミュニティバスの乗り方について、分かりやすく、楽しく教えていただきました。

交通政策課がコミュニティバスについてのアンケートを行ったところ、「利用したことがない」「乗り方がわからない」といった意見が多く寄せられたそうです。今現在、もしくは、10年後の生活を考えたとき、日常生活での移動手段に不安がある方が多いのではないでしょうか。「コミバス」が市民生活の助けとなるように交通政策課では、今回のような学習機会を市民対象に提供していくとのことです。

まずは路線図や時刻表の見方を学び、自分の生活の範囲で利用する路線やバス停を見つけました。

「高瀬線の北コース、市役所からたかせ天然温泉へ午前中に到着」といった例題にも取り組み、具体的に活用できるようになりました。わからない場合は気軽に職員に声をかけ、教えてもらうことができました。

普段コミバスを利用していない方にとっては、最寄りのバス停すら分かりませんでした。しかし、「路線図の見方を教えてもらえたから、次から自分で使えそう」という受講生の声も聞こえてきて、今回の学習でコミバス利用がスムーズになったのではないでしょうか。

バスに乗り込む受講生
バスの車内

▲実際にコミバスに乗車してみました。

エンジンをかけ、社内放送が流れるバスへ乗り込みました。チケットや料金の支払い方や降車ボタンの確認、窓やカーテン、座席の座り心地のチェックをされている方も大勢いました。

多くの受講生はコミバスをあまり利用していないようでしたが、中には「普段からよくバスに乗って遊びに行きます。自分で運転もできるけど、ボーっと窓の外を見ながら行くのは楽しいですよ。おすすめです。」という方や「最近、免許証を返納したから、コミバスを使おうと思っています。」という声を聞くことができました。

身体の衰えによる自家用車を運転することへの不安は、将来的にすべての方が感じることだと思います。そんなときに、日常生活が送れなくなるからと免許返納が遅れ事故に繋がったり、外出ができにくくなり鬱々と過ごしたりすることがないよう、コミュニティバスを活用してこれまで以上に明るく健康に過ごすことをめざしましょう。

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