高瀬町公民館 高瀬大学「南極セミナー」
7月27日(金曜日)、高瀬町公民館の高齢者大学「高瀬大学」の講座として、ミサワホームの社会貢献事業「南極セミナー」がみとよ未来創造館で開催されました。
南極観測隊として、実際に南極へ出向かれた2名を講師にお招きし、南極昭和基地での活動や地球の環境問題、南極で出会う動物や景色など、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。高瀬大学生をはじめ、子どもから一般まで大勢の参加があり、”未知の世界”のお話に引き込まれていきました。
講師の井熊 英治(いのくまえいじ)さん(左)と岡本 裕司(おかもとゆうじ)さん(右)です。
南極昭和基地
マイナス10℃~20℃の世界で、建物の建築やメンテナンスをされているようです。南極までの道のりのお話では、その過酷さに驚きを隠せませんでした。

南極の風の強さを体感
昭和基地での瞬間最大風速は、新幹線が走っている時に受ける風の強さと同じとのこと。体験した小学生も、「うわっ」と風の威力にびっくり。
南極で出会う動物、植物、現象
下3枚は、左から”沈まない太陽””蜃気楼””オーロラ”です。
初めて見る南極の映像や写真に見入ります。
岡田さんから質問
「南極の氷が全部解けたら、海面は何メートル上がりますか?」
- かわらない
- 5メートル上がる
- 50メートル上がる
「はいっ!」小学生も元気よく挙手。正解は3.!
南極で実際に着ている防寒服の展示もあり、試しに袖を通される方も。軽いけれど、しっかりとした保温力があるそうです。
*講師のお二人は、過酷で命の危険さえある南極研究プロジェクトに、自ら挙手をして参加されました。もちろん不安はあったそうですが、参加したことで自分の自信に繋がり、今の仕事を誇りに思うようになったそうです。”一期一会(一生に一度きりの出会いを大切に)”という言葉を大切にされているようで、たくさんの世界の人との出会いが人生の宝物ともおっしゃっていました。
「世界は広い。これから、いろんな事にたくさん挑戦してください。」と子どもたちに向けて熱いエールが送られました。
参加者からは、「おもしろい話が聞けてよかった。」「行ってみたくなった。(積極的に)手を挙げないといかんね。」と、子どもも大人も夢や希望が持てたお話でした。
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更新日:2020年03月02日