高瀬町公民館「羊毛フェルトで干支の置物を作ろう」

▲12月25日（日曜日）、高瀬町公民館の「羊毛フェルトで干支の置物を作ろう」がみとよ未来創造館で行われ、三豊市内の小学生親子42名が参加しました。

  羊毛フェルトとは特殊な針を使って羊毛をつつくことで繊維を絡めて好きな形を作ることが出来る手芸です。趣味の小物づくりとして大人から子どもまで幅広い年代の方に大変人気があり、高瀬町公民館で毎年の恒例となった干支の置物づくりも、多くの親子が参加してくれる人気講座です。

  今回も、来年の干支である兎の置物づくりを市内の親子が楽しんでくれました。

▲羊毛フェルト用の特別な針で、羊毛を何度も刺していきます。

  まずは、まるく形をつくることが大事だそうです。そこから兎の形に整えるとやりやすいと教えてもらいました。

  ころころと手の中で羊毛を転がして「丸く形作ってから刺す」を繰り返し、土台の上から白の羊毛をかぶせると柔らかな兎の体ができました。

  羊毛フェルトづくりでは、何よりも根気が必要ですが、参加した小学生たちは親子で協力しながら集中して兎の置物づくりに取り組んでいました。

▲耳や目鼻などは自分の好みに合わせて作ります。個性が光るかわいい兎がたくさん完成しました。

  出来上がった兎は、鏡餅と一緒に緋(ひ)毛氈(もうせん)の上に乗せ、大満足の出来になりました。

 「かわいくなってきた！」「耳はこのくらい？」「少し大きいかな。」と親子で相談しながら作ったり、どっちが可愛らしく作れるか比べ合いっこしたり、それぞれの家族や同じテーブルの参加者と仲良く羊毛フェルトづくりを楽しんでくれたようです。

  みんながつくった表情豊かな兎たちは、どの子も魅力があって素晴らしかったです。お正月のリビングや玄関にぴったりの飾りになりました。