ワークショップ「民具の魅力発見ひらけ博物館」を開催しました!

更新日:2025年12月02日

11月16日、「三豊ミュージアム未来会議」と題したプロジェクトで、詫間町民俗資料館・考古館のこれからについてみんなでアイディアを出し合うワークショップを開催しました。

開催日時:2025年11月16日(日曜日) 14~17時

会場:詫間町民俗資料館・考古館

参加者:13名

ゲスト:田井静明さん(瀬戸内海歴史民俗資料館)

ワークショップ監修:佐藤優香氏(東洋大学)、山田香織氏(東洋大学)

三豊ミュージアム未来会議ワークショップVOL.1全体のようす

第1回目のテーマは「民具の魅力発見 ひらけ博物館」。

民具の価値や魅力をみんなで見出し、どう活かしていくか、ミュージアムで何ができるか、市内外から興味を持って参加してくださった方々と一緒に考えました!

ワークショップの流れ

(1)民俗資料館の展示をみよう (2)専門家から「見方」を伝授

ワークショップ監修の佐藤優香さん(東洋大学)からワークショップの目的や当館の紹介をしていただいた後、参加者のみなさんと館内を見てまわりながら、田井静明さん(瀬戸内海歴史民俗資料館)による館の民具の特徴や傾向、昔の三豊の生業などのお話を伺いました。

民俗資料館の展示をみよう
民俗資料館の展示をみよう2
(3)民具を観察・魅力を発見

参加者の皆さんが心惹かれる民具を自由に観察・スケッチし、「なぜこの民具を選んだか」「どこに魅力を感じたか」など、自身の興味関心や経験を交えて、それぞれが発見した民具の注目ポイントをわかち合いました。

民具の魅力をわかち合うようす2
民具の魅力をわかち合うようす
(4)資料館で何ができる?

民具の新たな魅力や価値をみんなで共有したあとは、「これからの資料館に思うこと」「民具を活用してやってみたいこと・やれそうなこと」「全体を通した資料館・考古館へのメッセージ」を、思いつくまま気軽にアイディアを出していただき、付箋に書いてみんなで共有しました。

資料館で何ができる?1
資料館で何ができる?2

参加者の方からは、「実際に民具を体験できるイベントがあるとよい」「イラストや映像などで展示を分かりやすくしてほしい」などのアイディアやご意見、「身近にある民具を受け継いでいきたい」「まちの資料館のことを知ることができてよかった」「このようなワークショップを今後も続けてほしい」など、地域の文化財を大切にする気持ちや、当館の活動へ期待するお言葉を数多くいただきました。

「三豊ミュージアム未来会議」は今後も開催していく予定ですので、ご興味のある方はぜひ今後のワークショップにご参加ください!!お待ちしております。

本プロジェクトは日本科学協会・笹川科学研究助成による助成を受けたものです。
このプロジェクトは東洋大学人間科学総合研究所共同研究「文化芸術享受のための環境充実に向けた予備的研究」(チームリーダー:山田香織さん(東洋大学・観光人類学))との共催です。

お問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号 :0875-73-3135
ファックス:0875-73-3140

お問い合わせはこちらから