宮山窯跡

更新日:2020年03月02日

豊中町指定史跡(平成10年3月4日)

宮山窯跡が発見されたのは、土地改良事業の畑総事業でパイプ設置のために宮山西側斜面のみかん畑の一部を掘ったときにたくきんの須恵器と焼土・窯壁の部分が出土したことで、須恵器の窯跡であることがわかった。
 出土した須恵器を調べると初期の形態の須恵器であることがわかった。日本で最初に須恵器生産がなされたのは今の大阪府の和泉・堺地方でした。最初はここだけだったが、しばらくして他の地方でも須恵器生産がなされた。しかし数は多くなく数ケ所であったと思われる。当町の宮山窯跡は、その中の一つである。昭和63年に、宮山窯跡の周辺分布調査をおこない、その結果当初発見されたみかん畑以外では窯跡は発見されなかったので窯跡については一基もしくは二基までだと思われるが、宮山すべての分布調査ではなかったので、完全にないとはいえないが可能性は少ないと思われる。

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