弥谷寺
四国霊場第71番札所 弥谷寺

仁王門
ここから先が賽の河原
(俗名;三途の川)
弥谷山の中腹、標高200メートルにある真言宗別格本山で、近在の人々に「いやだにさん」と親しまれている。
天平年間、行基が弥陀、釈迦の二仏を安置したのが始まりとされ、山頂からは八州が見渡せることから、八国寺と命名されました。弘法大師が幼年時代に、この寺の獅子窟で修行を積み、後に千手観音を刻み、唐から持ち帰ったとされる「五鈷鈴」を収め、寺号を剣五山千手院弥谷寺と改め、また、一面の怪岩・奇岩・仏像・梵字等を彫刻したと伝えられています。
弥谷寺の信仰遺跡は昭和44年に県文化財に指定されています。
内容としては下記のとおりです。
- 「賽(さい)の河原」
仁王門から法雲橋までの参道
色とりどりのよだれかけや頭巾をかぶったお地蔵さんをが見られます - 「獅子窟」
108段の急なきざはしを登ったところの大師堂の奥で、獅子が口を開いているような形の石窟です。
その中には石室及び磨崖仏などがあり、
弘法大師が幼年時代に修行を積んだ所とされています - 「比丘尼谷の磨崖仏」
- 「比丘尼谷の墓地大小無数の五輪塔」
など
参道には俳句茶屋があり、俳句を詠みながら休憩するお遍路の姿がちらほら。
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更新日:2020年03月02日