町指定文化財

更新日:2020年03月02日

8.石造宝塔

相輪、屋根、頸、軸部、基壇の五部でできており真ん中にお地蔵様がいる石造宝塔の写真

 柞原寺境内の一角に奉安される大振りの石造宝塔で、相輪部が近年の補作になることが惜しまれる。
 塔は凝灰岩製で、相輪、屋根、頸、軸部、基壇の五部を組み上げたものである。

指定年月日 昭和60年 5月24日

12.石舟古墳

石で囲まれた中央が空洞になっている横穴式石室の写真

 大麻山に源を発する鳴滝の流れに沿って石舟と呼ばれている場所があり、そこに2基の古墳がある。2基共に横穴式石室が開口しており、最近までその古墳の中にみかんなどを貯蔵していたということである。

指定年月日 昭和60年 5月24日

14.鬼ヶ臼伝承遺跡群

巨大な岩が祀ってあり中央から木が生えている鬼ヶ臼伝承遺跡群の写真

 小高い「廻山」の山並みの主峰で天を一塊の巨岩は、いにしえよりの荒神伝説が伝わる禁断のエリア、『鬼が臼』。
 その昔、この地に一人の荒々しい男神がいた。この男神、人里に出ては人をさらい、連れてきた人を臼に入れて杵でついたという。そこで男神の乱暴をみかねていたひとりの女神が自分の赤子と男神の馬を競走させ、その結果女神が勝ちをおさめ、男神はおとなしくなったという。
 山裾には巨岩があり、その上面には「赤子の足跡」や競争に負けた馬が失意のあまり首を突き入れて息絶えたとされる「穴」が現存。また、殺して投げ捨てた里人の首が積み重なってできた「首山」という地名も残されている。

指定年月日 平成10年 7月31日

15.威徳院の無量寿ハク

境内の中央に立っている大きなイブキの写真

 威徳院は弘仁年間(9世紀)弘法大師巡錫のゆかりをもつ名刹である。その玄関前のイブキを無量寿ハクと呼んでいる。広い境内の中央に立っており、樹高7メートル、枝張り東西9メートル、南北10メートルある。

指定年月日 昭和60年 5月24日

16.子持庵のイチョウ

田んぼの向こうに大きなラッパイチョウがある風景の写真

 樹高25メートル、胸高幹囲3.15メートル、枝張り東西16メートル、南北13メートルで、普通の葉に交じり、ラッパ状の形をした葉が多く交じるラッパイチョウである。ラッパイチョウは生きた化石と呼ばれ、2億年前の古世代末期の形質を受けつぎ、樹木進化過程の研究に役立つものとされている。

指定年月日 昭和60年 5月24日

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