県指定文化財(2)
2.木造兜跋毘沙門天立像
兜跋毘沙門天は毘沙門天の異形だが、本像は衣文や宝冠などの像容が珍しい。10世紀末ごろの作といわれるカツラの一木造りである。
指定年月日 昭和50年 7月31日
3.木造阿弥陀如来立像
上品下生の印を結んで立つ、ヒノキ寄木造りの三尺像である。やさしい顔だちや整った衣文など各部の構図も美しく、県下でも藤原時代の代表的な阿弥陀如来立像とされる。
指定年月日 昭和50年 7月31日
4.木造阿弥陀如来坐像
鎌倉時代の作といわれる像高85.5センチメートル、ヒノキ寄木造りの坐像。膝高が低く、柔和な表情とともに全体的な調和がとれている。
指定年月日 昭和51年 6月29日
5.木造観音菩薩立像
6.木造勢至菩薩立像
上記木造阿弥陀如来坐像と同時期に製作された両脇侍。この時代の大振りの阿弥陀三尊は当地でもめずらしく、注目すべき遺例である。
指定年月日 平成 5年12月28日
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更新日:2020年03月02日