県指定文化財(2)

更新日:2020年03月02日

2.木造兜跋毘沙門天立像

右手には戟を持ち、左手には塔を持っている木造兜跋毘沙門天立像の写真

 兜跋毘沙門天は毘沙門天の異形だが、本像は衣文や宝冠などの像容が珍しい。10世紀末ごろの作といわれるカツラの一木造りである。

指定年月日 昭和50年 7月31日

3.木造阿弥陀如来立像

左手は垂下し、右手は屈臂している木造阿弥陀如来立像の写真

 上品下生の印を結んで立つ、ヒノキ寄木造りの三尺像である。やさしい顔だちや整った衣文など各部の構図も美しく、県下でも藤原時代の代表的な阿弥陀如来立像とされる。

指定年月日 昭和50年 7月31日

4.木造阿弥陀如来坐像

両手を膝の上に置き座禅を組んでいる木造阿弥陀如来坐像の写真
木造阿弥陀如来坐像を中心に横に2体の立像がある写真

 鎌倉時代の作といわれる像高85.5センチメートル、ヒノキ寄木造りの坐像。膝高が低く、柔和な表情とともに全体的な調和がとれている。

指定年月日 昭和51年 6月29日

5.木造観音菩薩立像

合掌をして立っている木造観音菩薩立像の写真

6.木造勢至菩薩立像

両手を腰の前で合わせるようにして立っている木造勢至菩薩立像の写真

 上記木造阿弥陀如来坐像と同時期に製作された両脇侍。この時代の大振りの阿弥陀三尊は当地でもめずらしく、注目すべき遺例である。

指定年月日 平成 5年12月28日

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