7月11日 子どもの貧困問題を解決するために
子どもの貧困問題を解決するために

▲(左から)山下市長、一般社団法人ロングスプーン協会 橋本 展行代表理事
7月11日、市と一般社団法人ロングスプーン協会は、相互に連携を図ることにより、子どもの貧困問題などを解決するための取り組みを創出し、地域で共に手を取り合い、未来を担う子どもたちを支える社会の実現を目的に、包括連携協定を締結しました。
当協会は、子どもたちが当たり前にご飯を食べられる場所を作りたいという思いで「フードリボンプロジェクト」を立ち上げ、全国的に展開しています。これは、その思いに賛同する飲食店などのフードリボン参加店の利用者がフードリボンを購入し、子どもたちがリボンを手にすることで、その店で1食分の食事ができる仕組みです。当協会より、市内でも同プロジェクトを広げていきたいという申し出があり、協定を締結する運びとなりました。
市役所で行われた締結式で、一般社団法人ロングスプーン協会 橋本 展行(のぶゆき)代表理事は、「同プロジェクトを始めて丸3年になり、全国で約3万5千食の食事を子どもたちに提供することができた。それは、趣旨に賛同し取り組んでいただいた地域の飲食店、また、飲食店でリボンを購入してくださった地域の方々のおかげで実現できたものである。同プロジェクトを行政が発信し後押ししてくれることにより、子どもたちがフードリボン店を利用しやすくなると考えており、三豊市でも活動を広げていきたい」と話されました。
山下市長は、「全国的にも子どもの貧困が問題になっている。子ども食堂なども市内で実施していただいているが、それに加えて同プロジェクトが普及することにより、子どもたちの毎日の食事を支え、子どもたちの選択肢が広がることが期待できる。今後、子どもたちが、気軽に飲食店に行ってリボンを出して食べるということを市内で広げていきたい」と期待の意を述べました。
今後は、同プロジェクトの市内での普及啓発などを中心に取り組む方針です。
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更新日:2024年07月21日