3月19日 春の訪れを告げる初鯛のせり市
春の訪れを告げる初鯛のせり市
▲熱気にあふれるせりの様子
3月19 日、市漁業協同組合の仁尾町魚市場で初鯛のせり市が行われました。
仁尾町魚市場では、毎年3月15日の小型定置網漁の解禁後に初めて取れた、3キロ以上の鯛のことを「初鯛」と呼び、せり市を行っています。
今年の初鯛は、3月16日に今川総志さんが水揚げした、重さ4.0キロ、体長65センチの大物。午前6時半、仲買人たちは縁起物である初鯛を獲得しようと、熱い心意気でせりに挑みました。
今年初鯛をせり落としたのは、「ショッピングストア今川」の今川宗一郎さん。「地元の多くの人に縁起物を味わってもらいたいので、せり落せてうれしい」と笑顔で話してくれました。
初鯛はご祝儀価格の20万円で競り落とされ、今川さんのお店で販売されました。鯛の水揚げはこれから本格化し、5月上旬ごろまで最盛期が続きます。
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更新日:2024年03月19日