3月10日 春を呼ぶ 百々手(ももて)祭り
春を呼ぶ 百々手(ももて)祭り
▲災いが去るお守り「おさる」をまきます
▲順に的を射っていく射手(いて)たち
3月10日、詫間町大浜地区で5年ぶりとなる「大浜百々手(ももて)祭り」が開催されました。詫間町では、的を弓矢で射って災厄を払う神事「百々手(ももて)」が盛んで、大浜地区の船越八幡宮の百々手も約1300年の歴史があります。コロナウイルス感染拡大の影響でしばらく休止していましたが、今年は5年ぶりに開催され、多くの観客も来て共に国家安寧を祈願しました。
はじめに、12人の射手が、災いが「さる」と言われるお守り『おさる』を、それぞれ観客へ向けてまき、観客の人たちは喜んでそれを拾っていました。この『おさる』は、大浜地区の人たちが、この日のために縫って作っています。
その後、射手は6人ずつに分かれ、2本ずつ交互に的や扇、土器(かわらけ)などに向かって矢を放ちました。的に当たると、太鼓の音や観客たちの拍手や歓声があがり盛り上がりました。
大浜ももて祭り保存会の森 伸男 会長は、「ももて祭りは春を呼ぶと言われています。今年は開催することができて、ほっとしました」と開催を喜んでいました。
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更新日:2024年03月14日