県指定文化財(1)

更新日:2020年03月02日

1.威徳院勝造寺層塔

いくつもの石が積み重ねてできている威徳院勝造寺層塔の写真

 「石の塔」の俗称で知られる凝灰岩製の層塔で永和四年(1378、南北朝時代)の紀年銘をもつ。600年の風雪と合わさって、表面全体はかなり風化が進行し、当初に刻された銘や本層塔の性格を物語る幢号や願印などがほとんど摩損し判読が難しいが、塔身東南面に梵字が読みとれ、東南面の第一・二層に造立銘、また西北面には修理銘が認められることは貴重である。

指定年月日 昭和38年 4月 9日

7.石造燈籠

周りは円筒形の石塔で囲まれ中心に石燈籠が立っている写真

 大水上神社旧拝殿前に立つ石燈籠は、康永4年(1345)に造立、基礎と中台は六角形で円筒形の竿部分に雲龍文様を薄肉彫している。建立年代や願主、石工などが明らかなことでも貴重な文化財である。

指定年月日 昭和38年 4月 9日

8.秋山家文書

墨で文書が書いてある資料の写真

 三野郡高瀬郷を本拠とする武士秋山氏に相伝された文書。総数は130点余にのぼり、その大部分が鎌倉末~戦国期の文書である。その量と内容から香川県内で第一級の文書群であり、讃岐中世の歴史を知る上で貴重な史料である。

指定年月日 平成 2年11月30日

9.歓喜院の瓦窯跡

土に4つの穴(窯跡)がある白黒写真

 歓喜院の境内で発見された四基の窯跡。出土した瓦などは、模様からすると鎌倉時代のものと推定される。

指定年月日 昭和29年 2月 2日

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