「詫間庁舎周辺整備基本構想」を策定しました

本市では、令和3年度に詫間庁舎や造船所跡地の整備基本構想を策定しました。

本市詫間地区は、三豊市北部における産業と観光の中心であり、詫間庁舎周辺には行政機能のほか、文化・スポーツ施設、金融機関、産業店舗や工場などが集積し、人口密度も高いエリアです。

一方、加速度的な人口減少や地域経済の低迷、都市機能の衰退などの社会経済環境の変化に伴い、地域経済の発展や市民の安心安全で快適な暮らしが脅かされることが懸念されます。

また、当該エリアの公共施設は、新耐震基準を満たさない施設が多く、市民の安全性や利便性の確保が課題となっており、早急な対応が迫られています。

こうした課題に対し、本構想は、当該エリアのポテンシャルを最大限生かした「地域コミュニティ」と「にぎわい創造」の拠点として、地域内外の人が共生し「地域力」を育てる空間形成を実現するため、あらゆる人が集い、交流し、まちの活力が持続する機能及び施設の在り方、概算規模などを示すものです。

※本構想では令和7年度末の完成を見据えた想定スケジュールとなっています。しかしながら、現下の財政状況を鑑みると、期限までに全ての整備を実施することは極めて厳しい状況にあります。整備に向けては、財政運営の健全性を確保しつつ、時期や費用効果を見極めながら進めてまいります。