第4次三豊市男女共同参画プラン

更新日:2023年03月30日

第4次三豊市男女共同参画プランについて

三豊市では、平成20(2008)年3月に「第1次三豊市男女共同参画プラン」を策定し、平成25(2013)年に「第2次プラン」、平成28(2016)年には「三豊市男女共同参画推進条例」を制定し、平成30(2018)年には、その条例の理念を踏まえた「第3次プラン」を策定しました。この度、第3次プランの計画期間満了に伴い、新たな「第4次三豊市男女共同参画プラン(以下「本プラン」という。)」を策定しました。
本プランは、国や県の計画との整合を図るとともに、市の現状や課題を踏まえ、三豊市の将来を見据えたより実効性のあるプランを目指して策定しています。

計画の位置づけ

本プランは「男女共同参画社会基本法」に規定される「市町村男女共同参画計画」であり、国の「男女共同参画基本計画」や県の「第4次かがわ男女共同参画プラン」等との整合を図り、本市の実情に応じた男女共同参画の取組を推進するための、総合的かつ具体的な計画です。
また、本プランは「DV 防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律)」に基づく「市町村基本計画」及び「女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)」に基づく「市町村推進計画」としての性格を併せ持つプランとして位置付けています。

計画の期間

令和5(2023)年度から令和9(2027)年度までの5年間とします。

プランの基本理念

本プランは策定当初から「一人ひとりが自分らしく輝くために」と定め、これまで男女共同参画社会の実現に向けた取組を推進してきました。
令和元(2019)年3月には、本市の政策の最上位計画である「三豊市第2次総合計画」を策定し、まちの将来像を「One MITOYO ~ 心つながる豊かさ実感都市 ~」と定めています。その中で、人権や男女共同参画の取組を包含する政策分野の基本目標として「知・体・心を育み、自分らしく暮らせるまち」を掲げています。
これは、多様性を認め合う社会の形成により、全ての人権が守られ、自分らしく暮らせるまちづくりを目指したものです。
策定当初に定めた本プランの基本理念は、この「三豊市第2次総合計画」における基本目標の考え方と整合性を保っていることから、本プランでは、この基本理念を継続し、誰もが人権を尊重し、性別にかかわらずその個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の実現を目指しています。

プランの基本目標・基本施策

1.人権の尊重

1  誰もが人権を尊重する社会の実現

2  あらゆる暴力を根絶する社会づくり【重点】

2.意識の改革

3  男女共同参画の意識づくり

4  自分らしさを育む学びの場の充実【重点】

3.参画の推進

5  女性の活躍を推進する環境づくり【重点】

6  ワーク・ライフ・バランスの推進【重点】

7 地域における女性活躍の場の拡大

4.自立の支援

8  地域共生社会を目指すまちづくり

9  生涯にわたる健康づくりへの支援

プランの重点施策

重点事項1 あらゆる暴力の根絶

【主な取組目標】

● DV防止に向けた啓発と相談窓口の周知
● ストーカー被害、インターネットによる精神的被害の拡大防止
● 若年層へのデートDV等防止の啓発の強化
● 市・県・医療機関・警察・自治会等の連携による連絡・救済体制の充実
● ハラスメント防止に向けた広報・啓発

重点事項2 教育等を通じた男女の意識改革・理解の促進

【主な取組目標】

● 学校教育を通じて、男女共同参画に関する理解と認識を深め、積極的に行動しようとする子どもの育成
● 幅広い世代に対する固定的な性別役割分担意識の解消、性差への偏見の解消
● 若い世代の心を大切にした啓発活動の強化、進路など将来を見据えた意識改革、情報発信の強化
● アンコンシャスバイアスの理解促進

重点事項3 働き方改革の推進

【主な取組目標】

● 事業所への意識啓発の強化、小規模事業所や大規模事業所など、事業所の特性に応じた効果的な啓発活動の推進
● 男性中心型労働慣行(男性世帯主労働型)の解消
● 性別にかかわらず育児休業・介護休業を取得しやすい環境づくり
● きめ細かな子育て支援サービス、介護支援サービスの充実、強化
● DXの推進と共に進めるテレワーク等多様な働き方の定着促進

第4次三豊市男女共同参画プラン

プラン及びダイジェスト版は、下記よりダウンロードできます。

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市民環境部 人権課
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