キャベツ

更新日:2020年03月02日

キャベツの写真

 三豊は香川県一のキャベツ産地。約67ヘクタールの栽培面積があります。
 ほとんどが高瀬町で栽培されていて、真夏をのぞく秋から初夏にかけて収穫されています。

三豊のキャベツ

春キャベツ

 秋から冬にかけて種をまき、早春から初夏にかけて収穫されるキャベツで「春玉」とも呼ばれます。
 三豊では3月から6月ごろまで収穫されます。
 丸型で球の巻き方がゆるく、葉は中まで緑色をしています。やわらかくみずみずしいので、サラダなどの生食や漬物に向いています。

冬キャベツ

 夏に種をまき、晩秋から初春にかけて収穫されるキャベツで「寒玉」とも呼ばれます。
 三豊では10月から2月ごろまで収穫されます。
 形は扁平で球がしっかり締まり、葉はかためです。煮込んでも煮崩れせず、だし汁を良く吸うので、ロールキャベツのような煮物に向いています。また、水っぽさがないので炒め物にも向いています。

出回り時期

  • 春キャベツ 3月上旬から6月上旬
  • 冬キャベツ 10月中旬から2月下旬

おいしいキャベツの見分け方

春キャベツ

葉がふんわりと巻いていて、頭の部分がまるいもの。緑が濃く、葉につやがあるものを選びましょう。

冬キャベツ

外側の葉の色が濃い緑色で、固く巻き、見た目よりずっしり重いもの。切り口が新しくみずみずしいものが新鮮です。

栄養と機能性

  • ビタミンC
    (キャベツ生100グラム当たり)41ミリグラム、一日に必要な量の51%
    ビタミンCは水溶性ビタミンのひとつで、美容のためのビタミンとしておなじみ。皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強める働きがあります。
  • ビタミンK
    (キャベツ生100グラム当たり)78マイクログラム、一日に必要な量の111%
    ビタミンKは脂溶性ビタミンのひとつ。出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化する役割をします。また骨の健康維持にも不可欠で、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成をうながすことも知られています。このため、ビタミンKは骨粗しょう症の治療薬としても使われています。

食べ方のポイント

 キャベツといえば千切り。シャキッとした歯ごたえは食欲をそそります。そのためには、葉の繊維に沿って縦に包丁を入れると良いでしょう。
 逆におひたしなど口当たりをやわらかくしたい場合は、繊維を切るように包丁を入れます。
 この方法はどの野菜でも通用します。お試しください。

保存のポイント

 キャベツの保存は、いかに水分を保つかがポイント。
カットされたものは切り口から水分が抜け傷んでくるので、丸ごと買いがおすすめ。
 使う機会が少ない場合は、千切りやざく切りし冷凍保存しておくとよいでしょう。切ったキャベツは水につけてパリッとさせ、よく水切りしたらビニール袋か密閉容器に入れて冷凍庫へ。
 千切りを使うときはそのまま盛り付けるだけでOK。

お問い合わせ

農政部 農林水産課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3040
​​​​​​​ファックス:0875-73-3047

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