たからだ米

更新日:2020年03月02日

香川県三豊市財田町は、古くからおいしいお米の産地「たからだの里」として親しまれてきました。
安全安心にこだわり、有機質を使用し減化学肥料で栽培された「たからだ米」をご紹介します。

田園が広がる香川県三豊市財田町の全域の上空写真

「たからだ」の名の由来

田んぼの中で男性が田植え機の機械に乗って苗を植えている写真

 その昔、瀬戸内海地方が大干ばつに見舞われ五穀が実らず大飢饉にひんした時、唯一この地だけが豊穣し、その稲穂を天子に献上しました。その際「たからだ(財田)」の郷名を賜ったという言い伝えに由来しています。

たからだ米がおいしい理由

一面の稲畑が広がっており、たからだ米有機・減農薬の札が立っている写真

 阿讃の峰から湧き出す豊かで清らかな水と、米の身を引き締まる山地特有の気候、営々と受け継がれた技で財田は良質米産地として評価を受けてきました。
 平成3年には作期を限定し、早期コシヒカリを対象に「たからだ米」として生産拡大と消費拡大を推進してきました。有機質肥料、減化学肥料栽培であることから、生産量はわずかで、地元でなければ手に入らない「まぼろしの米」と言われています。
 たからだ米生産者は、田んぼに生えた草は手で引いて抜くなど、農薬の使用も出来る限り抑え、大切に育てています。食べる人と自然環境にやさしい、安心して食べられるお米です。

今年(平成20年産)の生育状況

麦わら帽子を被った男性がコンバインに乗って、一面に広がった稲を刈っており、遠くには家々が立ち並んでいる風景写真

 5月連休前後に田植えされ、8月20日から収穫が始まっています。
 今年の作柄は、田植え後5月中旬の低温、下旬の雨、6月梅雨時期の曇天による影響で生育が遅れがちとなっていましたが、7月梅雨明け以降は一気に夏日となり、平年並みとなりました。収穫期は雨・風等の影響もなく、平年並みの収穫が予想されます。

「たからだ米」の購入方法

 たからだ米は、年間を通じて道の駅「たからだの里さいた」物産館で販売しています。

お問い合わせ

農政部 農林水産課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3040
​​​​​​​ファックス:0875-73-3047

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