たけのこ

更新日:2020年03月02日

竹が辺り一面ぎっしりと生えている写真

 三豊は香川県一のたけのこ産地。高瀬、山本、財田などで生産されています。
 栽培されているほとんどは孟宗竹(もうそうちく)で、春に地下で大きくなったたけのこを掘り出して収穫します。

三豊のたけのこ

大きなタケノコが4個重なっている写真

孟宗竹(もうそうちく)

 一般的なたけのこは孟宗竹の若芽のこと。皮に茶色のビロードのような毛が生えているのが特徴。最も味が良く、たけのこの代表格。
 直径10センチメートルから15センチメートルと大型で肉厚。実は白く柔らかでえぐみも少なく、甘味を含んだ独特のうまみと歯ごたえがあります。

淡竹(はちく)

 淡竹の旬は5月で、孟宗竹の後に出回ります。皮が紫色でまだらに毛が生えています。
 アクが少ないので調理しやすく、淡白な味です。

出回り 時期

  • 孟宗竹 2月下旬から5月上旬
  • 淡竹 5月上旬から5月下旬

おいしいタケノコの選び方

たけのこは鮮度が命です。
孟宗竹のたけのこの場合

  • 切り口が白くみずみずしく、皮にツヤと湿り気があるもの。
  • 頭が黄色くいもの

 ※頭の部分が緑色になったものは、陽にあたり育ちすぎて、えぐみが強く固くなっています。

  • 形はずんぐりしていて、ずっしりと重いもの。
  • 根元のイボイボが少なく、斑点の色が薄いもの。

栄養と機能性

食物繊維 3.3グラム(ゆでたけのこ100グラム当たり)1日に必要な量の16%
 便秘を解消し、ダイエットに効果があります。また、大腸がんの予防にもつながります。コレステロールの吸収を妨げ、体外へ排出してくれます。

おいしい食べ方

 新鮮なたけのこは生でも食べられますが、収穫から時間が経つとともにえぐみが強くなってしまうので、早めにアク抜きをしましょう。

アク抜きの仕方

  • 皮のまま水洗いし汚れを落とします。
  • 次に頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に1本切れ目を入れます。
  • 鍋にたけのこがかぶるぐらいの水と米ぬか一握りを入れ、1時間ほどゆで、火を止めてそのまま自然に冷まします。

 たけのこの皮には身をやわらかくする成分があるので、皮をつけたままゆでるのがコツ。
 米ぬかを入れるのは、たけのこのえぐみの成分を取るためで、米ぬかがない時は米のとぎ汁で代用します。

保存法

 生のままおいておくと固くなり、えぐみが増します。保存する場合は必ず、下ゆでしアク抜きをしてください。
 すぐに使わない場合は水に浸して密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存するとよいでしょう。

お問い合わせ

農政部 農林水産課
〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号:0875-73-3040
​​​​​​​ファックス:0875-73-3047

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